必殺仕掛人 地獄花 | 俺の命はウルトラ・アイ

必殺仕掛人 地獄花

『必殺仕掛人』第二十一話「地獄花」

テレビ トーキー 60分 カラー

放映日 昭和四十八年(1973年)一月二十日

放送局 朝日放送系

 

   晴らせぬ恨みを晴らし

   許せぬ人でなしを消す

  

   いずれも人知れず

   仕掛けて仕損じなし

   人呼んで仕掛人

   

   ただしこの稼業 

   江戸職業づくしには載っていない

   

 ☆感想文では物語の核心に言及します。

  未見の方はご注意下さい☆

 

 

 

 縁日であろうか?沢山の人々が店を出し、博

奕に興ずる者達もいた。目明し文蔵は十手を掲

げて人々から賄賂を取っていた。

 

 鍼医藤枝梅安は笑顔で「旦那、財布を落としま

したよ」と語り近付き財布を渡した。「財布?」と

文蔵が聞き返すと、梅安は財布に敷いていた鍼

を文蔵の心臓に突き刺して引き抜いて刺殺し去

る。

 

 その光景を浪人神谷兵十郎が見ていた。

 

 元締音羽屋半右衛門は、文蔵が他人様の色

事を嗅ぎつけては強請っていたので、沢山の人

々が安心して遊べるだろうと語る。梅安は私も

危ない所で他人様に知られてはならない色事

があると警戒する。「梅安さんみたいな貧乏人

を相手にするもんですか」と元締は笑い、西村

左内さんが別の仕事で江戸を離れていると仕

掛人の数が不足するから、裏の仕事が出来る

男が欲しいと望む。

 

 梅安は岬の千蔵を鍛えてみちゃどうですと提

案する。半右衛門は怯えてしまう千蔵じゃ駄目

だと否定する。その千蔵は拭き掃除にとりくんで

いた。

 梅安は千蔵と共に夜飲みに行くが、飲み屋

で何者かにずっと尾行されていることを指摘

する。尾行している神谷が声をかけてきた。

 

  兵十郎「梅安さん?」

 

  梅安「はい。」

 

  兵十郎「藤枝梅安さんですな?」

 

 梅安は頷く。兵十郎は「すまんが話があるん

だ」と相談を頼む。

 

 外に出て梅安と兵十郎は語り合う。

 

   兵十郎「実はな、見ちまったんだ。」」

 

   梅安「何を?」

 

   兵十郎「人混みの中で鮮やかなもんだ。

        俺は見ちまったんだ。」

 

 誰もが気付かなかった梅安の仕掛を兵十郎

は目撃し口止め料として五両を要求し、梅安は

即金で払う。

 

  兵十郎「早速にすまんな。今夜は良い晩

       だな。こういう事が度々あるといい

       んだが。」

 

 兵十郎が上機嫌で去り、千蔵は尾つけますか

と問い、梅安は頷く。

 

 朝の神谷家で兵十郎は妻しずに「久々に飯を

腹一杯詰め込んだな」と喜び、「金が有る事は

良い事だ」と確かめる。しずは何処であのお金

をと聞く。兵十郎は拾ったんだと述べる。しずは

何か悪い事をして作ったお金ではないかと思っ

ていたと告げて泣き出す。馬鹿だなお前さんも

と兵十郎は笑い愛妻しずを抱きしめる。

 

 千蔵は「困るな。朝っぱらから」と二人の仲の

良さに驚きつつ、近所の女性達から神谷の評

判を聞く。

 

 梅安先生は鍼の手入れをする。千蔵はしずを

梅安好みの良い女と讃える。だが梅安は兵十郎

を殺すねと決め、この梅安先生の裏を知った奴

は生かしちゃおけねえと方針を宣言する。

 

 兵十郎の友の浪人大滝伝八郎が酔って現れ

た。「神谷飲もう」と大滝は誘い、「百枚刷って

二十枚か。やっておるな」と兵十郎の内職を語

り水盃を交わそうと提案し眠り込む。

 

 泥酔して熟睡する伝八郎を見て、兵十郎は

しずに金を用立ててやってくれぬかと得た五両

の中から融通しようと試み、しずは金を渡す。

 

 何しろ三人の子持ちだからなと兵十郎は伝

八郎の暮らしの厳しさを想像する。

 

 しずは内職で豪商越後屋に世話になってい

た。「御新造さん」と越後屋は呼びかけ、浪人

されているご主人様の仕官についてお世話申

しあげたいのですと申し出る。様々な経費でざ

っと七十郎はお金が必要ですと越後屋は述べ

る。

 

 二人の会話を武士永井監物が襖の僅かな

狭間から見ている。

 

 しずは大金が必要と聞いて愕然とする。

 

 彼女が去ると越後屋は「如何なもので」と聞

き、監物は「悪くはないな」と評する。私が目を

付けて落ちなかった女は居りませんと越後屋

は豪語する。

 

 

 音羽屋に「仕掛」を依頼する者達がやってき

た。半右衛門は依頼を受け、仕掛を出来る男

が限られており、期限はこちらで決めさせて頂

きますと提案する。

 依頼人が帰り、千蔵から梅安先生が強請ら

れていることを聞き、半右衛門は心配する。

 

 兵十郎の後を尾行する梅安。夜兵十郎は

壁に向かって用を足す。人が居ない事を確

かめ梅安は背後から兵十郎を刺そうとする。

 兵十郎は気付いており、小便を梅安にかけ、

刀を抜いて逆襲する。梅安は鍼を投げるが、

兵十郎の刀に叩き潰され絶体絶命の危機

となる。

 

  「神谷さん。その辺で勘弁してやって下

  さい!」

 

 半右衛門が声をかけた。岬の千蔵も一緒

だ。酒席において音羽屋は仕掛人の稼業を

語る。「江戸は広いね」と神谷は感嘆する。

金になるのかと聞き、音羽屋は、なりますね

と答え、世の中が歪んでおりますからと根

拠を説いた。

 

 兵十郎は俺の腕で仕掛人が務まるかと梅

安に問う。梅安は浪人させておくのは勿体な

いですと答え、あたしもさっきは三途の川を

渡りそうになりましたと危機感を告げた。

 

  半右衛門は「私達の仲間になって頂けま

せんか」と頼み、兵十郎は「断れば殺すか」

と問い、「そういうことになりますね」と音羽屋

は返事をした。

 

 兵十郎は「止めた」と返事を告げ折角だが

この話は断ると通告し、江戸中の仕掛人相手

に一戦交えるのも面白いと展望を語り去る。

 千蔵が怒るが、音羽屋はいい仕掛人になる

よと予測する。

 

 兵十郎が帰宅すると共大滝が金を返すと

述べて貸した金を出し、「人生須らく太く短く

だ」と告げて去っていく。

 

 妻しずの引き出しに金を入れると自身が

知らない金があったので兵十郎は帰宅した

妻にどういう金かと問う。しずは親戚から借

りた金で貴方様の仕官の為の資金ですと

答え七十両の金子が必要ですと説明する。

 兵十郎は七十両は安く、百両が相場と聞

いたと報告し、用人の仕官が叶った友は

百五十両ばらまいたという話を告げ、「浪

人暮らしは嫌か?」と妻に聞く。

 しずは「嫌です」と答え、兵十郎も「そりゃ

そうだ」と応答し、「誰がこんな浪人暮らし

を」と反省し仕官を目指すことを確認する。

 

 しずは越後屋に借金を頼むが、担保のない

お金は御貸し出来ませんと断られる。「悪い話

ではございません」と越後屋は告げて、「貴方

さえ死んだつもりで目を瞑って下されば」と提案

する。

 お武家様の夜の相手を一晩すれば七十両を

差し上げるという人身御供の提案である。「一晩

その日のうちに御帰りになられても良いのです。

夢なんです」と越後屋は誘う。しずの心は大きく

揺れる。

 

 舟で仕掛の標的を調べる半右衛門は、千蔵の

調査で相手の用心深さを警戒する。梅安は左内

さんがお帰りになるのを待つべきと提案するが、

音羽屋は仕掛の信用に関わるので早く仕上げて

欲しいと頼む。

 

 伝八郎は捕手の役人と争って捕縛される。

兵十郎は役人から伝八郎が辻斬りをしたと

聞かされ愕然として役人より番屋への同道を

求められる。

 

 妻の仕官への夢、友の破滅に接し、兵十郎

は仕官資金調達に動き、音羽屋を尋ね、五十

両の仕事を二度の見受けると提案する。半右

衛門は「一度足を踏み入れたら抜け出せない

のが人の世の裏稼業というものです」と述べ、

二回のみの仕掛なら降りられたほうがいいで

すと警告するが、兵十郎は足を洗えると自信

を語る。半右衛門は早速五十両を払い、「今

夜にも取り掛かって頂きたい」と頼む。

 

 

 兵十郎は妻しずによく戸締りをするように

と注意し今夜は帰らぬと伝える。

 

 大雪の夜。小舟で梅安と兵十郎は移動する。

 

   兵十郎「殺しの相手は誰なんだ?」

 

   梅安「そいつを聞いちゃならねえのが仕掛

       人の掟なんで。」

 

   兵十郎「ただ殺すだけか?」

 

   梅安「元締の言う通り例え親兄弟でもね。」

 

  二人は永井監物邸に潜入する。監物は部屋

でしずに「儂を知っておるか?」と問い、しずが

否定すると、監物は「わしもそなたを知らん。それ

で良いのだ」と宣言し彼女を抱きしめる。

 

 大雪が吹きすさぶ。梅安は警護の侍達を鍼で

仕掛ける。

 

 兵十郎は監物の部屋に入り、「永井監物殿で

すな?」と問う。「狼藉者」と怒る監物は抜刀して

斬りかかるが、兵十郎の刃に斬り倒される。兵

十郎は監物に止めを刺して殺害し、布団の中で

震える女を案じ、布団を取ってやって「女。命は

取らん。逃げろ。」と声をかけた。

 震えるしずの悲しみが極まり号泣する。女が

最愛の妻しずと知り、監物の夜の相手をしてい

た事に兵十郎が驚愕する。しずは泣いて逃げる。

 兵十郎は妻の名を呼んで後を追う。永井家の

侍達が襲い掛かるが、雪の中で兵十郎は彼ら

を斬り伏せる。越後屋がしずの髪を掴んで嬲る

が、梅安の鍼によって殺害される。

 

 捕手達を雪の中で全て斬り倒した兵十郎は

しず・梅安・千蔵と共に塀の外に出る。

 

 雪が激しく降る。

 

 ☆クライマックスについて言及します。

  重ねて申します。未見の方はご注意

  下さい☆

 

  兵十郎「どういう事だ?どういう事なんだ!」

  

  しず「お許し下さい。お金が、七十両のお金

     が欲しかったんです!」

 

  兵十郎「そうか、そう迄して金が欲しいか。」

 

  夫婦は見つめ合う。

 

 しずは立ち上がって「あなた」と呼び夫に近付く。

      

 

  兵十郎は刀を一閃させ、しずを一刀のもとに

斬殺する。

 

 千蔵は震え驚愕する。

 

 梅安はじっと見つめる。

 

 兵十郎は雪の中を歩み出した。

 

 晴れた日の長屋で半右衛門は梅安・千蔵を

連れて、親戚の者と名乗り長屋の叔母さん達

に神谷さんの様子を問う。叔母さん達はどぶ

さらいの日に神谷さんが幽霊みたいな顔をし

て出て行ったことを聞かされる。

 大家の許可を得て、音羽屋・梅安・千蔵が

神谷の部屋に入るとしずが最後に来ていた

着物が掲げてあった。

 あの日御新造さんが着ていた着物と梅安は

説明し、一度はこの家に神谷さんは帰ってき

たと推理する。

 

 「あたしがした事は間違っていたかね」と音

羽屋は自問し、「死んじゃいけねえ人が死ん

で死ななきゃいけねえ奴が生きている」と嘆き、

「どっちを見ても地獄だね」と確かめる。

 

 梅安は千蔵を連れて飲みに行こうとする。

 

 半右衛門は千蔵に金を渡した。

 

 夜の遊里。

 

 女達が梅安に笑顔で近付く。

 

 千蔵の表情には悲しみが浮かんでいる。

 

  梅安「千蔵。こんな日はな。パーッと

      飲んで忘れるんだ。」

 

 

 ☆地獄花 心に咲く☆

 

 田村高廣は昭和三年(1928年)八月三十一日

に京都府に誕生した。同志社大学を経て企業に

就職していたが、昭和二十八年(1953年)七月七

日父阪東妻三郎が急死し、木下恵介監督を初め

関係者に勧められ映画俳優に転身した。昭和二

十九年(1954年)の木下恵介監督作品『女の園』

がデビュー作である。

 

 木下恵介が同年二十九年に演出した平和希求

の大傑作『二十四の瞳』において戦争で視力を

失った青年磯吉を静かな名演で勤め観客の心に

感動の炎を灯した。

 二十代のデビュー直後から名優であったことが

窺える。

 

 昭和四十年(1965年)九月四日公開の内田吐夢

監督作品『宮本武蔵 巌流島の決斗』では柳生宗

矩を風格豊かに勤めた。

 

 約八年後の四十八年一月二十日放送のテレビ

ドラマの本作『必殺仕掛人 地獄花』では悲しみ

の浪人神谷兵十郎を熱演された。

 

 安倍徹郎は昭和三年(1928年)八月二十九日

東京都中野区に誕生した。田村高廣が誕生する

二日前である。日本共産党に入党し早稲田大学

で英文学を学び、後に池波正太郎の元で脚本を

学ぶ。数々の傑作時代劇を書かれた。

 

 三隅研次は大正十年(1921年)三月二日誕生

した。出生の地は神戸説・京都説がある。立命

館大学を経て日活京都に入るが、昭和十七年

招集され満洲に配属となる。戦後の昭和二十二

年までシベリアで抑留された。

 戦後復員し大映に勤務し、伊藤大輔・松田定

次・衣笠貞之助に学んだ。大映時代劇を支えら

た巨匠である。

 

 脚本安倍徹郎、ゲスト田村高廣、監督三隅

研次のチームにより、『必殺仕掛人』「地獄花」

は美しき悲劇の華を壮麗に咲かせた。

 

 梅安の仕掛を偶然に目撃した兵十郎は五両

を強請り、妻に渡し満腹に成程食事をして喜び

愛妻との暮らしに喜びを感じる。妻しずは内職

に励みいつかは夫兵十郎が再び仕官できるよう

にと祈っているが、世話をしている越後屋に美貌

を着眼され狙われる。「一晩のみお侍のお相手

をして夢を見ればよい」と越後屋は誘う。

 

 金井由美が美貌の人妻の苦悩を繊細に演じ

る。

 

 浮田佐武郎が老獪な豪商の恐ろしさを重厚

に勤める。

 

 外山高士が憎たらしさ一杯に永井監物を勤

める。

 

 浪人の友大滝伝八郎が辻斬りに転落し捕縛

される光景を見て兵十郎は大金を稼ぎ再就職

せねばと考える。

 

 安倍徹郎と三隅研次は大滝伝八郎の悲痛

な物語を語り、失業浪人が生活苦から犯罪を

犯してしまう悲劇を鋭く見つめる。

 

 神谷兵十郎は最愛の妻しずを安心させたい

と希望する。

 

 神谷しずは最愛の夫兵十郎に何とか仕官

の道を開いてあげたいと切望し、夫以外の

男と嫌嫌ながら夜の相手をすることを甘受

する。

 

 愛し合う夫婦が生活苦から相手を気遣い

労わり合う真心を思う。このことが痛ましい

悲劇の引き金になる。ここに『地獄花』の永遠

の美しさがある。

 

 安倍徹郎はO・ヘンリーの『賢者の贈り物』

を参考にして本作シナリオを書いたと言われ

ている。

 

 偶然の対面が思わぬ事態を引き起こして

しまう。

 

 夫は妻の不本意とはいえ為してしまった不

義浮気を目撃してしまう。

 

 妻は家計の為とはいえ、夫が手を染めた

殺し屋稼業を見てしまう。

 

 悲しみの余り走り出す妻。訳を尋ねる夫。

 

 大雪の夜の神谷兵十郎の大剣戟は壮絶

である。田村高廣の殺陣は深い。

 

 妻しずは仕官の為に身体を売って七十両

の金を得ようとした。

 

 兵十郎は愛する妻を自身の刀で斬殺す

る。

 

 視聴者の心に痛ましさがこみあげる。

 

 『必殺仕掛人』はこれまで痛ましく切ない

物語を語ってきたが、愛し合う夫婦が夫

の刃で妻が倒れて死別するという悲劇を

描き出し、悲劇の美を極めた。

 

 これ程美しいドラマを他に知らない。

 

 悲しみを胸にして雪の中をさすらう兵十

郎を田村高廣が静かな演技で生きる。

 

 遊里において遊んで悲しみを忘れよう

とする梅安先生。

 津坂匡章が視線で千蔵の悲嘆を語る。

 

 緒形拳が笑顔で哀愁を示す。

 

 遊里の華やかな光景と三味線の音が

痛ましい悲劇の余韻を映し奏でる。

 

 『必殺仕掛人』「地獄花」は映像芸術を悲

劇美で極めた、永遠不滅の大傑作である。

 

 神谷兵十郎は愛する妻しずを自身の刀

で斬殺し、悲しみを抱えて雪路を歩む。

 

 苦悩と悲痛に溢れる地獄花は、視聴者の

心に切なさを咲かせる。

 

キャスト

 

緒形拳(藤枝梅安)

 

 

津坂匡章(岬の千蔵)

 

 

金井由美(神谷しづ)

浮田佐武郎(越後屋伝七)

 

外山高士(永井監物)

波田久夫(大滝伝八郎)

 

重久剛(岡っ引文蔵)

木下サヨ子(長屋の女)

太田優子(長屋の女)

 

戸坂幸夫(番頭)

三木昭八郎(役人)

小泉一郎(仁助)

 

 

田村高廣(神谷兵十郎)

 

 

山村聡(音羽屋半右衛門)

 

 

スタッフ

 

制作 山内久司

    仲川利久

    櫻井洋三

 

原作 池波正太郎

 

脚本 安倍徹郎

 

音楽 平尾昌晃

撮影 石原興

 

美術 川村鬼世志

照明 中島利男

録音 二見貞行

調音 本田文人

編集 園井弘一

 

助監督 家喜俊彦

装飾 船越武治

記録 野口多恵子

進行 鈴木政喜

殺陣 楠本栄一

 

装置 新映美術工芸

床山結髪 八木かつら

衣装 松竹衣装

現像 東洋現像所

 

制作主任 渡辺寿男

ナレーター 睦五郎

題字 糸見渓南

 

制作補 岩田耕治

制作協力 京都映画株式会社

 

主題歌 荒野の果てに

作詞 山口あかり

作曲 平尾昌晃

唄   山下雄三

ミノルフォンレコード

 

 

監督 三隅研次

 

 

制作 朝日放送

    松竹株式会社

 

 ☆

 津坂匡章→秋野太作

 

 田村高廣=田村高広

 

 山村聡=山村聰

 ☆

 

 田村高廣九十二歳誕生日

     令和二年(2020年)八月三十一日

 

 

                 南無阿弥陀仏