菅原文太師 八十六歳御誕生日 | 俺の命はウルトラ・アイ

菅原文太師 八十六歳御誕生日

菅原文太(すがわら・ぶんた)

昭和八年(1933年)八月十六日宮城県仙台市生まれ。

平成二十六年(2014年)十一月二十八日東京都において

死去。八十一歳。

 文太師は日本映画の歴史を代表する大スタアです。

東宝・新東宝・松竹を経て、東映においてその獣性の

演技で時代を築かれました。

 昭和四十八・四十九年の深作欣二監督の史上最大

の傑作『仁義なき戦い』五部作において、広能昌三を

勤めました。仁義を求めて悩み悲しむ昌三が、観客の

心を熱くしました。

 

 第一作のラストの台詞「山守さん。弾丸はまだ残っと

るがよぉ」は、笠原和夫氏が書いた、永遠の名言であ

りますが、語った文太氏の至芸も深い。

 

 反戦平和・憲法九条守護・農業・脱原発にも尽力さ

れました。

 

 安倍晋三総理が南京大虐殺を否定したことに深い

悲しみを語られました。

 

 九条の尊さを確かめられ、九条改変に強く反対さ

れました。

 

 平成二十六年十一月一日沖縄県知事選立候補

者翁長雄志氏応援演説において、「山守さん。弾丸

はまだ残っとるがよぉ」を語られました。

 

 これが文太さんの最期の映像であったと思います。

 


 文太師・雄長元知事は亡くなられましたが、その永遠

平和への願いは、今も呼びかけてくれています。

 

 菅原文太師

 

 憲法九条を守ります。

 

 八十六歳御誕生日おめでとうございます。

 

 

 

                              合掌