加藤剛さん 生誕八十一年 | 俺の命はウルトラ・アイ

加藤剛さん 生誕八十一年

加藤剛(かとう・ごう)

本名 加藤剛(かとう・たけし)

hisaya gou

昭和十三年(1938年)二月四日静岡県生まれ。

平成三十年(2018年)六月十八日東京都において死去。

 

 早稲田大学を経て俳優座に入られ、沢山の映画や

テレビに出演され、二枚目スタアとして不滅の輝きを

放たれました。

 

 加藤剛さんの出演映画で自分が感動した作品をあげ

ます。

 

 『五辧の椿』 青木千之助役

 『香華』    江崎役

 『上意討ち 拝領妻始末』 笹原伊三郎役

 『戦争と人間 第一部 運命の序曲』 服部達夫役

 『戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河』 服部達夫役

 『忍ぶ川』 主演 哲郎役

 『日本侠花伝』 賀川豊彦役

 『砂の器』 和賀英良役

 『雲霧仁左衛門』 大久保佐渡守役

 『衝動殺人 息子よ』 中谷勝役

 『千利休 本覚坊遺文』 古田織部役

 『日本の青空』 高野岩三郎役

 

 ここに挙げた名演を銀幕で見聞し得た事は有り難い出

来事でした。

 

 日本国憲法第九条の守護に尽力され、戦争に反対され、

平和の尊さを説いて下さいました。

 

 加藤剛さんの当たり役は、昭和四十五年(1970年)から

平成八年(2006年)三月二十日にTBS系で放送されたテ

レビドラマ『大岡越前』の主役大岡忠相役でしょう。

 
 自分が最も強く感動した作品は、昭和五十六年(1981年)

一月二・三・四日にTBS系で放送された、テレビドラマ『関ヶ

原』です。

 

 主君豊臣秀吉の知遇に応え、主君の遺児秀頼を守る為

に、野心家の大老徳川家康に対して、義戦を関ヶ原におい

て挑む石田三成。

 

 戦いに敗れ捕らわれの身となり、家康から死刑を宣告さ

れますが、心の中で「儂を斬っても義は斬れんわ。」と呟き

ます。

 

 

 加藤剛さんの義の人石田三成は永遠です。

 

 

                              合掌