七代目竹本住太夫師 九十二歳御誕生日おめでとうございます | 俺の命はウルトラ・アイ

七代目竹本住太夫師 九十二歳御誕生日おめでとうございます


竹本住大夫師 2012

 七代目竹本住太夫師

 九十二歳御誕生日おめでとうございます。


 竹本住太夫(たけもと・すみたゆう)

 大正十三年(1924年)十月二十八日生まれ。

 本名 岸本欣一。

 昭和二十一年(1946年)豊竹古靱太夫(後の

豊竹山城少掾)に師事され、豊竹小住大夫を

名のる。

 昭和三十五年(1960年)九代目竹本文字太

夫を襲名。

 昭和六十年(1985年)一月七代目竹本住太

夫を襲名。


 住大夫さま
 平成二十六年(2014年)四月国立文楽劇場

『菅原伝授手習鑑』「桜丸切腹の段」、五月国

立劇場小劇場『恋女房染分手綱』「沓掛村の段」

を引退公演として語る。

 現在後進の太夫の指導をされている。


 竹本住太夫師の語りは暖かくて深くて限り無い

愛が溢れていると拝察しています。


 『妹背山婦女庭訓』「山の段」の大判事清澄

の父性愛。

 『伊賀越道中双六』「沼津の段」の平作・十

兵衛の親子愛。


 『菅原伝授手習鑑』「桜丸切腹の段」における

白太夫こと四郎九郎が息子桜丸の切腹の願い

を聞き、見届け、嫁八重が泣く光景を見て、涙を

堪えて「泣くな」と語られる語りに、胸が熱くなり

ました。

 


 平成二十六年(2014年)四月七日・二十六日に

客席で拝見拝聴し、限り無い感激を賜りました。
師匠

 竹本住太夫師は国立文楽劇場において

お弟子・後輩の舞台をご覧になられています。

 私のごとき名もなき一ファンの言葉を聞いて

下さいます。


 竹本住太夫師

 私ども文楽ファンをご指導頂きますようお願い

申し上げます。

 住太夫師は宇宙の大至宝であらせられます。

 本日はおめでとうございます。

                        合掌


                        セブン