米上院が24年度予算案可決、政府閉鎖回避へ 半年遅れで成立
米議会上院は23日、2024会計年度(23年10月~22年9月)予算案を賛成多数で可決した。
下院も22日に可決しており、バイデン大統領が署名して成立する。
当面の政府運営に充てる「つなぎ予算」が失効し、政府機関が一部閉鎖される恐れが強まっていたが、ギリギリで回避した。
可決したのは、国防等の支出を賄う1兆2000億ドル(約180兆円)規模の予算案。
農業等残りの予算は9日に成立済みで、総額1兆6600億ドル規模の24年度予算全体が完成する。
つなぎ予算の失効期限は22日深夜で、厳密には予算案の成立は間に合わなかった。
だが、ホワイトハウスは23日の声明で「議会が予算案を可決し大統領が署名するのは確実。通常業務を継続できる」と述べ、政府閉鎖は回避できたとの認識を示していた。
米議会では大幅な歳出削減を求める共和党の保守強硬派の反発等で与野党協議が難航し、新会計年度が始まった23年10月以降、つなぎ予算を5回成立させる等綱渡りの財政運営を続けてきた。
半年遅れでようやく24年度予算が成立し、9月末までは政府閉鎖の恐れがなくなる。
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政治も経済も国内インフラもボロボロのアメリカだな
もう中央政府機能していないも同然だからな
よくまだ合衆国の体制を成しているもんだと感心するわ
米上院が24年度予算案可決、政府閉鎖回避へ 半年遅れで成立(毎日新聞) - Yahoo!ニュース