世界最古のチャバネゴキブリか 古墳時代の遺跡から発見 奈良女子大等 | 自称投資家元シンガーソングライター松山栄一の写真・アニメ・時事ネタ他なんでもアリの超ウルトラ基地

世界最古のチャバネゴキブリか 古墳時代の遺跡から発見 奈良女子大等

奈良女子大と大阪市立自然史博物館の研究チームは14日までに、邪馬台国の有力候補地とされる纒向遺跡(奈良県桜井市)で採取した古墳時代前期(3世紀後半)の土から、チャバネゴキブリの一部を発見したと発表した。サーチ

 

発見例としては世界最古の可能性があるという。時計

 

研究チームは、2018年の遺跡調査で採取され、祭祀(さいし)で使われた道具等を埋めた土坑(穴)の層を分析。

 

下層部からゴキブリの一部とみられる長さ約4ミリの破片を発見し、黒い縦じま模様の特徴などからチャバネゴキブリの「前胸背板」と呼ばれる部分と特定した。

 

チャバネゴキブリは体長1~1.5センチで、成虫は淡い黄褐色。

 

全国に分布し、主にビル内や飲食店に生息する。

 

日本には江戸時代末期頃、貿易を通じて侵入したと考えられていたが、同チームは国内の他の遺跡の検出例も調べ、池上曽根遺跡(大阪府和泉市、泉大津市)の古墳時代中期(5世紀後半)とみられる土層から見つかったゴキブリもチャバネゴキブリと特定。!!

 

このため古墳時代から日本で生息していたと考えられるという。  

 

チームで鑑定を担当した同博物館外来研究員の初宿成彦さんは「チャバネゴキブリは以前はアフリカ北東部が原産とされてきたが、近年は東アジアの可能性もあると指摘されている。今回の研究で起源の解明が進むかもしれない」と話した。  

 

研究成果は、奈良県天理市で22日に開催される日本文化財科学会第40回記念大会で発表される。

 

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