声を上げない日本人 社会が悪いと言えない日本人 その生真面目さが日本を崩壊させる | 一日一回脱原発 & デモ情報in大阪

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大きなことはできません。でも一日一回、小さなことでも脱原発に役立つことをしよう。そういう思いを込めてタイトルをつけました。脱原発デモ・イベント情報と、原発&放射能に関するお役立ち情報を掲載します。

毎日とんでもないニュースが流れ、安倍政権は民意を無視してやりたい放題。


危険な原発の再稼働

秘密保護法の強行可決

解釈改憲による集団的自衛権の行使容認へまっしぐら

公共事業への巨額のばらまき

国民には増税、大企業には減税

派遣法の改悪

…まだまだあるけど、もうあげたらキリがありません。



それでも一部の人を除いて、大半の国民は怒らない。


なんかおかしいなと思いつつも、大半の国民は、声を上げない。


いったい日本人はいつからこんなに物言わぬ国民になってしまったのでしょう? 
たぶん、わたしが物心ついたときにはすでに、物言わぬのが良しという風潮があったように思います。


日本は本当におかしな国。まともなことが言えない国。というより、国民がまともに物を考えない国。


経済が成長している間は、だまってお上の言うことに従っていれば、誰でもそれなりに豊かになれれました。

下手にたてつくよりも、たとえ馬車馬のように働かされても、だまって従う方が賢明な生き方に見えました。

そうやって飼いならされて、日本人は物を言わない、物を考えない国民になり、そして日本は金持ち大国になりました。


だけど、今は時代がかわりました。おとなしく黙っていたら、それなりに生きていける時代は過ぎました。


黙っておとなしく国のやることに従っていては、もうまともに生きていくことすら難しい時代になっているのです。特に若い人は、もはやまともな働き口すらありません。


なんかおかしいな、いやな時代になったな、と思っている人はわたしの周りにも結構いるのに、みんな声を上げない。仕方ないよねって言う…。


以下のブログ記事は、ちょうどこの何とも言えぬ違和感をうまく表してくれているので、ご紹介します。

一面ではあるけれど、日本人の姿をよくとらえていると思うので、お読みください。


ブログ DARKNESSより引用

「社会が悪いと言えない日本人の生真面目さが日本を崩壊させる」

http://www.bllackz.com/2013/11/blog-post_21.html


個人の努力は大切だが、それだけで世の中が渡れるほど甘くない。個人の努力を超えたところで起きている時代の流れは、すべてをなぎ倒してしまうこともある。


1930年代、夥しい人たちが世界大恐慌に巻き込まれ、失業・リストラ・自殺・流浪という人生に落ちていった。

当時の彼らは、ひとりひとりが努力していなかったわけではない。今と同じで、誰もが他人の世話にならず、きちんと生きられるようにと努力していた。

しかし、時代がうねって大恐慌時代になると、もはや仕事などひとつもなかったのだ。

彼らは家族を食べさせるために、どんな惨めな仕事ですらも受け入れる悲壮な覚悟で生き延びようとした。それでも仕事は見つからなかったのである。

この大不況は世界規模に広がっていき、やがて全世界を巻き込む大戦争となっていった。

時代が不況に落ちたとき、時代が混乱と激動と戦争に向かって行ったとき、私たちはもう為す術がない。歴史を見ていると、それを否定できる人はひとりもいない。



◆多くの人たちはそのとき、「自分のせい」にする

仕事もしないで、遊び暮らそうと考える人は世の中には少なからずいる。しかし、ほとんどの人は自分なりに一生懸命に働き、努力し、向上心を持ち、将来を夢見て生きている。

怠惰に遊び暮らすどころか、むしろその逆に自分の時間を削ってでも、多少身体の調子が悪くても、それでも必死で働いて「人に迷惑をかけないように」と生きている。大多数の人は、努力しているのである。

恐らくあなたもそうだし、あなたのまわりもみんなそうだ。きちんと将来を考え、家族のことを考え、毎日を必死で生きているはずだ。

それでも、貧しかったり、苦しかったり、仕事がうまくいかなかったり、リストラされたり、失業したりすることがある。学生はどんなに就職活動をしても、まったく内定が取れないということもある。


多くの人たちはそのとき、それを「自分のせい」にする。なぜなら、貧しくない人もいるし、人生を楽しんでいる人もいるし、仕事がうまく行っている人もいるし、楽に内定をもらえる人もいるからだ。

そういう人がいる中で自分が挫折を味わうと、それは自分のせいなのだと単純に思うのは無理もない。

「時代が悪い」などと言うと、「いや、お前が悪いのだ」と反論されて終わりだ。この世に完璧な人はいないから、お前が悪いと言われて反論できる人はあまりいない。

しかし、歴史をよく観察すると、社会は常に動いており、紛れもなく「時代が悪い」という時期があるのである。

社会は、好況と不況を繰り返す。混乱と安定を繰り返す。もし、社会が不況で混乱しているのであれば、時代が悪いという見方は責任転換ではない可能性もある。



時代が悪かったのに、自己責任と言われた人たち


「時代が悪い」というと、必ず「自分で努力もしないで、他に責任を押しつけている」と言われる。言われなくても、そう思われることも多い。

本当に何の努力もしない人に限って「時代が悪い」と責任転換することが多いので、「今は本当に時代が悪いのだ」と言う人がいても、どうせ責任転換だと思われるのがオチだ。

だから、まじめな人であればあるほど、どう見ても時代が悪くても「時代が悪い」とは言えないのだ。そう考えても、それを打ち消して「いや、自分が悪い」と思い込もうとする。

日本は1990年を頂点にして、国の衰退が隠せなくなり、2000年に入ってからは正社員になれない若者や、リストラされる中高年が爆発的に増えた。

自殺が毎年3万人を超え始めたのもバブル崩壊後である。社会は大きく激変していたのだが、当初の人々の見方はまったく違った。

「若いやつは努力しないから正社員になれないのだ」
「仕事ができない人間がリストラされている」

実際は、日本企業がグローバル経済の激甚な競争に飲み込まれ、経済的に無策を続ける日本政府や官僚の姿勢も重なって、日本人はそのツケを払っていたのである。

最初は多くの人々がそれに気付かなかった。人々はそれを、個人の責任論に転化していた。「自己責任」という言葉が流行ったのは2000年以降だ。

しかし、ニートやフリーターのような立場に陥ってしまった若年層が100万人規模になり、自殺者は3万人を毎年超え、中高年が次々とリストラされて、どうにもならない人たちが莫大に増えた。

それを見て、やっと日本人は「時代が悪い」と気付いたのだった。一部の人の問題ではなかったのである。……



記事の続きはこちらから(ぜひお読みください)↓

http://www.bllackz.com/2013/11/blog-post_21.html



まだ小規模ですが、各地で自分たちの生活を守るために、当たり前の権利を守るために、勇気をもって声をあげ、闘いを始めた人たちがいます。

最初は勇気がいるかもしれないけれど、一度声を上げれば、きっとなぜ今まで黙っていられたのだろうと、そっちの方が不思議に感じると思う。

そしてこういう動きは、おそらくこれから加速度的にふえていくだろうと思います。


そしていまのどうしようもない日本社会にあって、こういう動きだけが未来へ続く希望であると、私には感じられます。



声を上げ始めた人たち

こちら↓のブログもぜひご覧ください。切々と訴える非正規社員、契約社員の訴え。もう言葉になりません…。


【怒り】非正規売店員がストライキ決行!東京メトロ本社前に280人!「正社員と同じ仕事をしているのに待遇格差が酷い!」

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【格差社会】日本郵便の契約社員達が手当支払い求め提訴!契約社員「手当などが支払われないのは改正労働契約法に違反」

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