さぁ〜後はレッカーのみ
楽勝楽勝
レッカー予約時間は午前9時。
10分ほど早くディーラーに着いたら、近くにレッカー会社のトラックがすでに止まっていた。
エンジンはついたままだったから、急いで運転席をみるが、運転手はいない。レッカー会社のおっちゃんを探しにウロウロしていたらやっと見つけた。
私:「私が予約したAnkoです」
おっちゃん: 「こんにちは」
凄く優しそうな、お腹がポッコリだいぶでた可愛い体型のおっちゃん。
おっちゃん:「ごめんやけど、@%#%_*“‘$€#@」
私:「なんですと」
おっちゃん:「@%#%_*あかん“‘$€#@」
おっちゃんが一生懸命なにか言おうとしているが、わからない。おっちゃんは英語は完全にダメだが、ドイツ語も片言だ。ただ、あかん理由は分からないが、私の車は運べないと言っているのは分かった。
ポカンとする私に、おっちゃん、笑顔で
「あかんし帰るわ〜ほなね」と帰ろうとする。
いやいやいやそれはあかん!やっと見つけた、私にはやっ〜とみつけた最後の希望やねん
逃すわけにはいかんからくらいつくが、なんせ意思疎通ができない。
必死な私をみて、おっちゃん自分の会社に電話しだし、片言ドイツ語で話してるがなんかうまく伝わらないようだ。私に話せと電話を渡してくるが、ドイツ語オンリー、速攻で電話を切られた。
おっちゃんに、電話切られたでというと、またかける。が、また切られた。。
おっちゃんが、大手のレッカー会社に電話してみたら?と言うが、そこはもうかけてあかんと知ってるんよ。。と伝える。あかんねん。もうおっちゃんしかいないねん!
またおっちゃんがどこかにかけ、私は男性と話すことに。彼は英語ができたが、私が焦りすぎ英語がおかしくてなかなか通じない。
「何か問題なんやな?30分で行くから待ってて」
ガチャン
はぁ、もう何度目だろう。ガチャンて切られるん。
しょうがないけどさ。
レッカー会社のおっちゃんは笑顔で帰って行き、私の車を運ぶはずだったレッカー車も行ってしまい、見えなくなってしまった。
私はポツンと1人取り残されてしまった。。
北風がしみるわ〜
いきなり谷底に落とされた気分。それ程やっと終わる!と希望にあふれていたからさ。。
1人寒い外で待つ間、「30分でくるいうた人は一体誰なんか。勝手におっちゃんがどっかのレッカー会社電話してたらどうしよう?高いかも?このままレッカーこなかったら、また探しなおさなあかん。振り出しか、、」
レッカー車がきたのに、私の車は運べないという、想像しなかったことが起こり、これからどうなるんか分からん不安が押し寄せ、今日で終わると思っていたものが終わらないかもしれないという残念感。
今まで頑張ってた糸が切れた。
外でいい大人が泣いていると言うおかしな、恥ずかしいシチュエーション
友達に電話し、愚痴り、励ましをうけ落ち着く。
わからん。わからんがもう待つしかない。
外は寒い❄️
持参していたコーヒーがあってよかった。。
30分じゃ絶対こないからね。
続く。
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