先月からS医大の皮膚科主治医のDr.が替わりました
新しいDr.の 初めての受診の際 ちょっと緊張・・・( ̄ー ̄;)
今度の先生は 前の先生同様 ちゃんとお話を聞いて下さるか
治療方針はどうなのか
少し不安な気持ちで 受診しました
主治医のDr.って相性がありますもんね (^▽^;)
・・・と、云うのは 昨年の10月 皮膚疾患が出始めた当初
整形外科で通院しているTR病院の皮膚科を受診し
2ヶ月くらい通院したのですが 主治医の若い女医さんは
あまり皮膚の状態を診ない・・・話を聞くだけ・・
2ヶ月あまり毎週 通院しましたが・・・
どんどん全身に湿疹が広がっていく・・
ひどい痒みや皮膚状態を訴えると
「大丈夫よ
もっと酷い人がいるから・・・」・・・と
(-。-;) いやぁ~~他の人の話を聞いてもねぇ~~
ちょっと不信感を憶えてcocoaママに その事を言ったら
「・・うちの皮膚科に変えたら
」
初めてS医大皮膚科受診の時は 初診なので上の先生が
診ます。私の時は准教授と若手の医局員と学生の3人でした。
湿疹が全身に広がっている事を伝えると「診せて」と・・・
カーテンの陰で下着だけになると先生方がいらして診ます。
その時の准教授・・ひと言 「これは・・酷いねぇ
」
・・・と、彼女の勤務するS医大に変えた経緯があるからです。
次からの診察は別の中堅の先生が主治医となり
診て頂いていました。その方がU先生
U先生は キチンとお話を聞きながら 皮膚の状態を
観察してくださり また血液検査も定期的にして
丁寧に説明してくださる先生で・・・
イケメンで、オマケに面白い
しかし6月末で移動
そして先月の 7月1日の新しい主治医君の受診
初対面の印象・・・前の先生より若くて・・超真面目って感じ
「・・こんにちは・・・」
「こんにちは・・
U先生が関連病院に移動になったので
僕が引き継いで 診させて頂きますIと云います。
その後 湿疹は どんな具合いですか 」
「はい・・少し治まりつつあります・・まだ痒みはありますが
前回に比べたら 少しマシ・・・かな」
「ちょっと診せてもらっていいですか
」
洋服を脱いで 上半身の湿疹を診察・・・
そして以前の状態をカルテで確認
・・・何だか とても丁寧な先生の様子・・・
「そうですね・・赤みも治まってきている様子なので
プレドニンを減らしましょう
プレドニンは
長く使うお薬ではないので・・・今は10㎎だから
半分の5mgで様子をみましょうね。頭皮はどうですか」
「はい・・まだ ちょっと ところどころ赤くって痒いです」
「どこ
」・・と言うとすばやく立ち上がり私の頭皮をチェック
・・・何と云う素早さ・・・フットワークは良さそう
「そうですね・・・ところどころ赤いから ローションを
出しておきましょう。 2週間後の○○時の予約で
来られますか」
「はい。大丈夫です 」
・・・と、淡々と診察は終了いたしました。
前のU先生と違って 超真面目で笑顔が無い・・・
まるで機械仕掛けのサイボーグみたい
前のU先生は 天然で面白かったのになぁ~~(ノ´▽`)ノ
(本人は否定していたけど・・・)
そして・・・プレドニンを減らして2日後・・・
またもや治まりつつあった症状がムクムクと悪化
土曜日~日曜日には 痒みで夜も熟睡できないし
手の平の水泡もポツポツ・・両腕の湿疹も真っ赤に広がって
痒くて痒くて たまらない Y(>_<、)Y
翌週の木曜日の予約日までは とても我慢出来ないし
もちろん その週の木曜日までも無理
仕方なく月曜日に待つことを覚悟で 予約外で受診
皮膚科の診察室は Nsステーションを挟んで隣りに
眼科があり 待合室も同じなので かなり広い・・・
(ここの大学病院の皮膚科の外来診察室は3診あり
他に初診用と処置室でも2~3人のDr.が診察しています。)
眼科もかなり有名で近隣の大学病院や大きな病院からの
紹介患者も多いので いつも混んでます。
そこの待合室で待っていたら 今度の新しい主治医君が
診察室の方から出ていらして どこかに行きましたが
すぐに戻ってらして その時 私を見つけて
ε=ε=ε= (; ̄ー ̄)ノサササ・・・と寄ってきて
「どうしました
具合い・・悪いですか
」
「・・あっ・・あの・・また湿疹が酷くなって・・・
手の平の水泡も一気に出て来てしまいました
夜 痒みで何度も目が覚めて睡眠不足です」
「診せて・・」・・と言うと手の平の水泡や腕の湿疹をみて
「ホントだ・・・また悪化しちゃいましたね・・・( ̄_ ̄ i)
予約外なので・・ちょっと待てますか
僕は今日 外来じゃないので診られませんが・・」
「あっ・・はい 大丈夫です」
そして しばらく待っていましたら 診察室から
主治医君が出ていらして
「お待たせしてすみません。僕、今日 外来じゃないけど
診させていただきます。処置室になりますがいいですか」
「はい。お願いします。先生に診て頂ける方が安心
」
そして、処置室に入り カーテンのある場所で
洋服を脱ぎ湿疹の出ている身体の箇所を診察。
特に腕から肩にかけての湿疹が酷い
「先週、
プレドニンを減らしたけど また増やしましょう
あと 今までの薬をちょっと変えさせて下さい。
今日 血液検査をしていって下さい。以前の血液検査で
やってなかった検査項目をやりましょう。ちょっとお金は
かかるけど いいですか?」
私は了解してお願いしました。
主治医君は 処置室にある本を何冊か持ってきて
調べながら 血液検査のオーダーをPCで
入力していきます。\(.. ) カタカタ・・・
全身性エリテマトーデス ・ シェーグレン症候群
強皮症 ・ 水泡症 ・ 自家接触性皮膚炎・・
(・・・難病ばっかりやん (^▽^;) )
その後 主治医君は 机の中や棚などをゴソゴソ・・
一枚の紙を見つけ 裏返し 何かを書き始めました
「こんな紙の裏で申し訳ないんですが
僕の一週間のスケジュールを書いておきますので
もし、悪化したら 外来日以外でもいいから
来てください。病棟の日なら 遠慮せずに 受付に言って
僕を呼んで貰ってください。我慢はしないで来てくださいね」
と、言ってスケジュールを書いた紙を下さいました。
何だか とても熱心で優しい先生みたい・・・(-^□^-)
この日の夕方 cocosママから
電話が来ました
「今日の皮膚科
どうだった
」
そこで 今日の出来事を詳しく話しました。すると・・
「・・それって・・もしかして・・・
」
「えっ
何
何
( ̄ー ̄;
」
「研究対象になっちゃったのかも・・論文にするのかもね
でも、そのDr.・・1度か2度しか診てないのに
よくさなえ姐さんを見つけたわねぇ~大学病院の患者数は
半端じゃなく多いのに・・」
「そう言われてみれば あんなたくさんの患者の中から
よく見つけたわね・・・原因不明の難治性皮膚疾患だから
研究対象にちょうどよかったのかなぁ・・・・
でも、研究対象なら丁寧に診てくれるならOKだわ」
「論文になったら さなえ姐病・・なんて名前が
付いちゃったりして 」
「いやぁ~~普通 発見者の名前をつけるでしょ
」
こんな感じで 新しい主治医君との診察は始まりました
この後 数回 診察をしていただいてますが
超~~真面目な主治医君です (^_-)☆