和剃りってなんぞ?顔剃り?でしょう。
皆が知ってる顔剃りとちょっとだけ違うんです♪
確かに日本は昔から丁髷の禿げてる部分を剃っていたけど。
お顔も剃っていたのです。
時は江戸時代のお話。
ペリーの艦隊が来たでしょう。
あれから日本も貿易が始まったのよ。
幕府がペリーに脅されてね。
まあまあ。その話は置いておいて。
アメリカやイギリスからの貿易船と一緒に船乗りたちも来るでしょ。
その当時の諸外国の人って皆さんヒゲをbarberで剃ったり整えたりしていたのです。習慣です♪
日本にはbarberがなかった時代だからね。皆が丁髷だもの。。。
そこで誰か剃れる人知らない?って幕府の要人に聞いたんじゃ。そこで腕の良い日本の結髪師たちがアルバイトを頼まれるのよ。
そうしたら西洋人にすごく気に入ってもらっちゃって、噂にもなった。
「まるでなめした竹のヘラでなぞられてるようだ!」ってね。その人は松本貞吉さんと言う結髪師。後に剃刀の貞って呼ばれてね。
その技術が現在に受け継がれて日本剃刀で剃るのが和剃り。って言いたいんだけど資料がない。受け継がれて来た技術なんだよ。おじいちゃん先生から学んでまた私の様なおじいちゃんになって次の若者に伝える役割なんだね。
今のシェービングとは全然テクニックが違っていた。
ただ剃るだけなら西洋剃刀でも出来る。戦後はこの西洋剃刀での西洋剃りテクニックが指導されたのが昭和の時代。
この本当の和剃りは
日本剃刀の扱い方が違うんだよ。
一見するとわからない(剃刀を動かしてる様に見えるけれど?実は皮膚や筋肉を動かして剃刀は浮いてるだけで皮膚が剃刀の刃に付いてくるんです。不思議な相反関係が剃刀と皮膚にあるんだよ。
だから剃るタッチが軽くてまるで触られているくらいしか感じないでしかも髭が剃れるんです。
女性にはエステ効果が半端ないので凄く流行ってきてるんです。そりゃ氣持ちいいから!
でもこの技を出来る人が、現在はみやびの会だけ4名だけの希少技術なんです♪
京都、浜松、栃木、茨城の4名のみだから希少価値万歳。
そして耳寄りのお話しこの和剃り実技のデモストを茨城県で求められて「茨城県理容組合主催」で2月に行います。前売り制だからパンフでの記入しての申し込みなので早目に茨城県理容組合の事務局まで連絡してね。