お彼岸は春分や秋分の日を挟んだ前後3日、合計7日間のことを指し、最初の3日を「彼岸の入り」、春分・秋分の日を「彼岸の中日」後の3日を「彼岸の明け」といい、この期間に先祖の霊を敬い墓参りを行います。

彼岸は、サンスクリット語で「波羅蜜多はらみた」を訳した「彼岸会ひがんえ」を略した言葉で、「あの世」のこと。

煩悩に満ちた此の世、つまり「此岸しがん」から、あの世「彼岸ひがん」へ、霊を参ることがお彼岸の意味となっています。

ですが、お彼岸は日本独自の仏教行事で中国やインドでは存在しません。