7月2日にちょっと長めのショートステイをしていたM★Sさんがおうちに帰られた。
お洒落でダンディなM★Sさんは認知症もまだ軽いし、手がかからず誰にも優しいので人気者♬
退所されてちょっと淋しいユニットだった。
たいていは、下手をすると同日中に新しいお仲間が入ってくるのだが、珍しく2日くらい空室になっていた。
そしてきょう、新しいお仲間O★さんとお会いした。
ご自分の足で歩けるし、なんと昼食後の食器洗いをしていた
ご飯茶碗や汁椀、湯飲み茶わんやマグカップ、お箸にスプーンやフォークなど、お仲間たちの個人の食器類はユニットで管理している。
だから毎食後、ユニットで食器洗いをして片づけなければならない。
スタッフにとっては大変な仕事。
なにしろ12人分だからね~。
食後には歯磨きやトイレ、居室で横になるお仲間もいるし、スタッフは忙しい。
だから、食器洗いができるお仲間がいると助かる
というわけで、男性のO★さんだが、ユニットキッチンでていねいに食器洗いをなさっていた。
そこはやはり認知症もあるし、流し台の下はかなりビチャビチャになる。
でもそのくらいは仕方ないね。
ユニットスタッフO・Cさんがときどきそっと床を拭く。
O★さんが食器洗いをしているときに、ちょうどよっちゃまの歯磨きタイム。
いつもなら、流しにたまった食器をできるだけ隅に寄せて、熱いお湯でタオルを絞り、よっちゃまの顔と手を拭く。
でも、O★さんが一生懸命食器洗いをしているので、きょうは遠慮。
洗面台の蛇口からはぬるま湯しか出ないので物足りないが、よっちゃまにはこれで我慢してもらう。
O★さん、食器洗いが終わると帰宅のことを言い始めた。
当然だが、帰宅願望がかなり強そうだ。
よっちゃまユニットには初めてのショートステイに来たO★さん、慣れるまで大変だ。