【このブログは、11月1日にファンクラブサイト「KUROの部屋」に掲載されたものの転載です】

さて、11月に入っていよいよ迫ってきたよ。『KURO HAPPY FOURTY ~二度目の成人式は朝までオーナイロン♩~』なんだか急に緊張してきたわ。もはや意識としては自分が主催するフェスみたいな感覚だからさ、気は遣うし、うまくやりたいし、何よりも最高に熱いライブを届けてみんなをネクストステージに連れて行きたいし、頭のなかであっちゃこっちゃ考えることが多すぎてビビってる(笑)
 
つくづく俺は普通の人間だわ。いや、そりゃたまには「俺、天才なんじゃないの?」って自画自賛するときもあるよ(笑)それぐらい自分を信じなきゃやっていけない世界でもあるからね。ただ俺は性格上、過信するタイプじゃないから、いつだってビビりながらやっている。でもこんな普通の俺でもやれることがあって、コツコツ積み上げていけば掴めるモノがあるんだってみんなに少しでも証明できれば、きっとそれが大きなメッセージになると信じてる。
 
だからこの誕生日ライブはただのお祝いパーティーではないんだよね。もちろん有り難い話なんだけどさ。このイベントは同時に“自分への挑戦”でもある。eNBANDを軌道に乗せたいし、俺自身もレベルアップしたい。だから誕生日ライブがちゃんと成功したら、俺は引き続きこういった形のイベントを来年も定期的に開催したいと思っているんだ。誕生日とか関係なく、ね。
 
アメリカにさ、The ROOTSっていうカッコいいヒップホップバンドがいるんだけど、そいつら番組を持っていてさ、その番組っていうのは毎回ゲストを呼んで、そのゲストの曲をThe ROOTSが演奏するの。で、ブラックソートっていうカッコいいラッパーがいるんだけど、そいつも裏に回ったり、ときにはフロントに立って一緒にコラボしたりしてゲストをもてなすわけ。もちろん自分たちの曲もやるんだけど。でも、いいスタンスだな~と思ってて。リスペクトも感じられるし、アレンジも縛られてないし、番組内のやり取りも面白くてさ、とにかく素敵なのよ。俺もeNBANDでそんなイベントができたらいいな~なんて密かに思ってるんだ。ちなみに、eNBANDの理想のグループはフランスのヒップホップバンドHocus Pocusなんだけどね。The ROOTSじゃねーじゃん!って(笑)いや、両方好きよ。ただ、ホーカスの方が人生で見てきたライブのなかで一番ヤバかったからさ。良かったらチェックしてみて。ま、それはいいんだけど。

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つまり、今回のゲストMs.OOJA、真行寺貴秋(BRADIO)、Bluetree、DJ TAKE(FLOW)、DJ HI-KICK、Tsuyoshi Kawaguchi、VJのRyo Ichikawaらは、わざわざお祝いをしに来てくれる反面、俺の心境としてはThe ROOTSのような気分でみんなを迎え入れたいとも思っているのさ。きっとその熱いコラボレーションが当日のお客さんに最高のミラクルを起こすと思っている。だからここ最近はずっとメンバーやゲストのみんなと会ったり、メールしたり、演出や楽曲の相談をしたりしているんだ。しかも何が有り難いって、みんな断らないのよね(笑)結構、カロリー高い注文してもさ。ホント、感謝だよ。ま、どれだけ大変でも来てくれたみんなが喜べばそれでいいしね。あと、俺たちもゲストもハードルをあげて乗り越えた方が達成感あるし、ミュージシャン魂が燃える。ホント、みんな刺激ジャンキーだよ。
 
とにかく、参加してくれるゲストはみんな公私ともに仲が良い最高のやつらばかりだ。Ms.OOJAなんて17歳のときから知っているし、貴秋は一緒に映画やライブを見に行くほどのソウルメイトだし、なんなら偶然にも二人とも今年の三月にやったKURO&S★GのLASTライブを見に来てくれているしね。まるで今回やることを見越していたようにさ!もうこれって運命じゃない?しかも本人たちから「やりたい!」って言ってくれたのよ。この思いを無駄にするわけにはいかないよね!で、さらにマイケルのインパーソネーターのBluetreeでしょ。この人ともかれこれ長い付き合いになる。しかも歳が一緒だからね。この前、二人でミーティングしたけど話が尽きなかったな。たまたま入ったカフェが『MJ Café』というミラクルもすごいけど、ずっとマイケル・ジャクソンとなぜかマイケル・J・フォックスの話をしててさ。奇しくも、二人とも頭文字がMJという(笑)当日は最高のタイミングで出てくるからね!期待してて!TAKEなんかはもう説明不要だよね。今度もまた会ってミーティングする予定だけど、彼は何を隠そうKURO&S★Gの初ライブのときのバックDJだからね。TAKEは今でも自分はオリジナルメンバーだと言い切ってる(笑)実はこの間、一緒にキャンプも行ってるんだよね。新潟まで。楽しかったな~。DJ HI-KICKはBENNIE KのバックDJをやっているときからの戦友だし、とにかくもう腐れ縁ばっかりだよ。ちなみに、Tsuyoshi Kawaguchiはみんな馴染みがないDJだろうけど、ここも奇跡のような話でさ。実は彼はHOME MADE 家族の武道館公演を見て音楽を始めた子なんだ。つまり、がっつりファンだったの。で、U-ICHIに自分の作った音源を渡したりして、それが回り回って俺にも届いて、面白そうだから「じゃ、一回会おう」ってなって今年の初めに二人でご飯に行ったのよ。で、トラック貰ったり、CD貰ったり、めちゃくちゃ精力的にやっているやつでさ。熱いよね。そういうやつ好きだわ。なんだかみんなすべて出会うべくして出会ったようなマイメンたちばかりで、振り返ってみればすべてこの日のための点と線だったような気がしてならないよ。こんなの絶対、楽しいライブになるに決まっているでしょ!つーか、俺、気合い百倍だよ!
 
今回の成功がなければ、次はない。ま、なんでもそうだけどね。とにかく大成功させて、来てくれたみんなをハッピーにさせて、そして次に繋いで、いつかは野音で俺たち世代のソウルフェスをやりたいな。どうか皆さん、力を貸してね!!