明日、入院します。 | 着物を着て2回倒れたからこそできる・栗東市 しんどくない「着付師 紫紅」のブログ

着物を着て2回倒れたからこそできる・栗東市 しんどくない「着付師 紫紅」のブログ

私は成人式と結婚式の前撮り時に着物を着て気分が悪くなり、倒れてしまいました。
着物は私にとって苦しくてしんどいものでしたが、だからこそ着付師になったのだと思います。2023年5月に乳がんと診断され、8/1左胸全摘手術をしました。


母の手術が無事に終わり

明日退院になりましたおねがい

病院の先生方、看護師さん、お世話になった

方々へ感謝です🙏✨


私の方はというと

全摘しなくても済む方法を、色々と模索し
調べて、やっていました。

・がん支援センターへの相談
・乳がんになった人のブログを読む
・アロマオイルを取り入れる
・糖、小麦、乳製品を控える
・できるだけウォーキング
・重曹・クエン酸を毎日摂る
・ストレスを溜めない
・スピリチュアル系
・神頼み
・ニュースキャン(低周波音)
・凍結療法のセカンドオピニオン
・全摘前の写真撮影

などなど
良い。と聞けば、時間の許す限り

行動に移しました。




色々知りたくて、
乳がんになった人のブログを読み漁ったけど

励まされることもあれば
気分が落ち込む事もあり
私の場合は、
あまり読みあさらない方がいい。という
結論に達しました汗

私のプログを読んでくれる人には
やっぱり、元気になって欲しい。と思うし

同じように悩んでいる人の

何か「ちから」になりたい。と思う。


自然療法で、一時的にガン細胞が小さくなったとしても、ステージ0で見つかって、ステージ4まで進行し、余命宣告を受けて結局医療行為を受ける事になる人もいたり。

それがいい、とか悪い。とかではなく
自分で選択した結果なのだから

本人がそれに納得すれば、

私はいい。と思う。

手術で、左胸を全摘しないといけない。と

診断された時に、
私は正直、そこまでして生き長らえる意味があるのかな。

思った。


左胸がなくなるくらいだったら
死んだ方がいい。とも思った。

今も、そこまでして生きることの意味が
わからない自分も正直、まだいる。

その一方で
左胸を取ることで、いのちが助かるなら
左胸なんかくれてやる。という
矛盾した気持ちもある。

この人生は、一度きり

無くしてしまえば
もう、この自分で生まれ変わることはない。

娘と一緒に寝る幸せも
長男と行く買い物も
次男に浴衣の着付けを教えることも

家族と一緒に過ごす時間も
美味しいものを美味しく食べられる幸せも
友達の「待ってるよ」という

優しい言葉も

噛み締めることはできない。

ガンになってから
多くの事に気づかされ
多くのものを手にした気がする

ガンになって、良かった。とは

決して思わないけど

ガンになってなかったら、
きっと気づけなかったことも

多い。

友達の有り難み
家族の有り難み
自分の弱さ
人前で泣くこと
感情を抑えることをやめる
我慢しないこと

人のあたたかさも
いっぱい、いっぱい感じて
素直に受け取らせていただきました🙏💖✨

自分で生きているようで
生かされている


与えられた時間を

どう過ごすか、の方が

大切だな。