広島旅行記1

平和な時代を考える

 

 

大学2年の時、長期休みを利用して広島へと行きました。

 

行きは新大阪でこだま741号博多行きに乗り換えました。

 

お目当ては500系新幹線「500 TYPE EVA」、エヴァンゲリオン新幹線でした。

 

エヴァ初号機のカラーを纏った500系新幹線、非常にデザインとマッチしており、興奮しました。

 

500系新幹線はJR西日本が唯一独自開発した新幹線で、車両デザインはドイツの高速列車ICEなどを手掛けたアレクサンダー・ノイマイスター氏ということもあり、登場から10年以上が経過した現在でも先進的なデザインが衰えていません。

 

ドア数が少なく、共通運用に難が生じたため、東海道新幹線の乗り入れからは撤退、16両編成から8両編成に短縮の上、こだまや臨時のひかり用として新大阪~博多(博多南)間で活躍中です。

 

 

ついて間もなく行ったのは原爆ドームでした。

 

かつては広島県産業奨励館として使われていたのですが、昭和20年(1945年)8月の原爆「リトルボーイ」投下によって、甚大な被害を出しました。

 

建物は鉄骨ドーム部分や厚めに造られた側面の壁などが奇跡的に残り、現在でも原爆投下後の状態で保存されています。

 

日本は世界で唯一、戦争中に原子爆弾が投下された国というだけあって、原子爆弾の威力の恐ろしさを、この原爆ドームから感じられます・・・・・・。

 

 

たった1個の爆弾で20万人を超える人命が一気に奪われてしまう。

 

本当に恐ろしく、悲しいなんて言葉では済まされない何かを感じました。

 

今の若い世代に、これからどう語り継いでいくか、そういう意味でも原爆ドームの保存は課題になりますね・・・・・・。

 

 

原爆ドーム永久保存のため、一部は保存基金を利用しています。

 

管理人も微弱ながら平和記念資料館に立ち寄った際に募金してきました。

 

少しでも若い人に受け継いでもらいたいです。

 

 

原爆死没者慰霊碑です。

 

平和ってなんだろうと考えさせられます。

 

「平和とは何か」答えよりも疑問ばかりが今でも感じていますが、この時は戦争もこの悲劇も現実にあったと認識することしか管理人にはできなかったです。

 

「平和とは何か」という思いを胸に、次回は広島の鉄道を代表する広島電鉄を紹介していきます。