阪和電鉄車両とお別れ
希少な車両も終焉!
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5月頃から秩父鉄道車両公園がリニューアルされると聞いて秩父へ!
初の特急レッドアロー号に乗車!
西武秩父駅に着きました!
駅がとってもきれいになりましたね。
駅前温泉「祭の湯」もあり新しい秩父の観光名所になりそうです。
桜沢みなのちゃんがお出迎え!
旅が楽しくなりそうです。
とある動画で有名になった秩父鉄道の迷車7800系、顔つきはやっぱり東急らしいです。
元8090系の中間車を改造した車両です。
ちなみに坂道はちゃんと登れました(笑)。
秩父鉄道自社発注の車両でしょうか、無骨なデザインの電車が展示されていました。
屋根回りだけでなく車体全体の痛みが目立ち、解体も納得がいきます・・・・・・。
秩父鉄道電化当初から生え抜きの電気機関車「デキ1型」です。
車体が丈夫そうな電気機関車も痛みがここまで目立つのですね・・・・・・。
ヘッドライトが外されているあたり、これも解体は免れませんね・・・・・・。
管理人お目当ての車両、阪和電気鉄道(現:JR阪和線)ロコ1000形ことED381号機です。
戦前私鉄機関車の中でも大型で、高速運転にも対応している相当な高性能車らしく、スタイルもかっこいい電気機関車です。
元々は京阪の資本系の会社らしく、しばらくして南海鉄道(現:南海電車)と合併し、その後国有化され、現在の阪和線へと至る、歴史上複雑な経緯です。
営業不振や政府の鉄道政策などの難しい事情があったようで、会社としては短命でしたが、戦前の「日本一早い電車」で大阪から和歌山を45分で結ぶ「超特急」など、北越急行も吹っ飛ぶ伝説を残したことでも有名です。
阪和電鉄はそのためか、通勤型車両を含めて当時最高峰の性能を有する車両ばかりだったようで、国鉄でもその性能を遺憾なく発揮していたようです。
国有化後、この機関車はED38形を名乗り、国鉄で使用された後に秩父鉄道へと譲渡され、長期休車からの廃車を経て三峰口で保存されることになりました。
しかし山奥の環境で野ざらしになっていたこともあり老朽化が進行、この車両も解体されることになります。
すでにヘッドライトは撤去されており、いつ解体してもよいように準備されていました。
すでにED381号機周辺は立ち入り禁止となっており、遠いところから眺めるのが精一杯でした。
散り行く桜が寂しいです。
この美しいデザインももう見れなくなると心が痛みます・・・・・・。
この撮影の前、近江鉄道で保存されていた阪和電鉄の電気機関車が解体されたばかりで、後を追うかのようにED381も解体されることになりました・・・・・・。
平成から令和に変わる時代、阪和電鉄の歴史を物語る車両が姿を消します。
SLパレオエクスプレスを見守り続けた高性能車は、安らかな眠りの中で、一つの歴史を幕を下ろします。