東急多摩川線とは?

東急電鉄の始まりとも言える路線
 
 
東急多摩川線はどこを走っているの?
いつからあったの?
 
そんな疑問も抱く方も多いはず。
 
今回は、東急多摩川線がどんな路線なのか、紹介して参りたいと思います。
 
 
今から遡ること・・・。
 
1923年(大正12年)に、田園調布開発のため設立された、「目黒蒲田電鉄」が最初に開業したのが、この多摩川線のはじまりです。
 
この路線は東急電鉄の発祥路線で、第二次世界大戦前と後になると吸収合併を繰り返して、のちに東急電鉄目蒲線となり目黒から蒲田間を結ぶ路線として、通勤通学・レジャーの大切な交通として、人々の足を支えてきました。
 
 
2000年9月26日には、営団(現:東京メトロ)南北線・東京都交通局(都営)
三田線との直通が決定すると、路線系統が変更され、目黒多摩川間は目黒線として日吉まで延伸し、残りの多摩川から蒲田間は、東急多摩川線として、新しい時代を歩むことになりました。
 
全長5.6キロ、7駅のみの支線で、全線の所要時間は10分です。
 
短い路線でありながらも東急電鉄の礎を築き上げた路線として、生活の足として、今日も目覚ましい活躍を見せております。
 
今後は蒲蒲線と呼ばれる京急蒲田までの延伸が計画されている他、羽田空港方面への延伸も予定されており、今後の進化が気になるところです。