いくら民間の住宅借入と言っても、20代の単身子持ち女性の借り入れですので、満額借り入れとは行きませんでした。
母が手付金を支払った時は、物件はまだ建設中で購入予約期間でした。入居までに少し期間が有りましたので、その間に借入額と手付金との差額の現金支払い分の資金を用意しなければなりません。
母は当初、実家売却と言っていましたが、どうも、新しい集合住宅に入居後でないと売却が出来ないと考えていた様子です。私が預けたホステス時代の契約金が有る程度まとまった金額が有るはずですので、私としても、最悪(この資金しかないよね)の場合は、母も当てにしている筈だと考えていました。
母は定期預金にしているからと、その残金の現金払いの話題にすると、話をはぐらします。
私も日々、忙しく仕事をしていましたし、同居ではなかったので、常にその事を母と話を煮詰める事も出来ませんでした。また、母はこの預金に関しても、話が変わりました。
ある時は、もうすぐ満期。
ある時は、そんな金ない。
そんな金がなら、マンションは買えないよと言うと。
いや、ある。
お前に預かった金がある。
期間はあるようで、あっという間に過ぎていきます。
母と話していてもらちが明かないようなので、私も決断をしなくてはいけないようでした。母からこの集合住宅購入の話を聞く前に、私も、自分が住む、同じ敷地の物件を購入予定でいましたが、こちらは新築物件ではないで、手付金は数十万円程度でした。直ぐに白紙解約にしていました。
過去に金銭的な事で母に多く裏切られてきていましたので、母が「絶対に迷惑はかけない」と言いながら、物件名義は自分で、借入は全面的に私に頼ったきたことも、当然の事の様で、万が一を考えての白紙解約でした。この機に及んでの数十万円の契約不履行違約金の支払いは腹が立つし、虚しさがありました。
今後の金銭的リスクを考えれば、よい判断でした。
一番良かったのは母と絶縁する事だったと思いますが、当時の私は考えもしませんでした。
加藤諦三先生の『依存的敵意』
大原敬子先生の『母親の嫉妬』の解説に衝撃を受けました。
いくら民間の住宅借入と言っても、20代の単身子持ち女性の借り入れですので、満額借り入れとは行きませんでした。
母が手付金を支払った時は、物件はまだ建設中で購入予約期間でした。入居までに少し期間が有りましたので、その間に借入額と手付金との差額の現金支払い分の資金を用意しなければなりません。
母は当初、実家売却と言っていましたが、どうも、新しい集合住宅に入居後でないと売却が出来ないと考えていた様子です。私が預けたホステス時代の契約金が有る程度まとまった金額が有るはずですので、私としても、最悪(この資金しかないよね)の場合は、母も当てにしている筈だと考えていました。
母は定期預金にしているからと、その残金の現金払いの話題にすると、話をはぐらします。
私も日々、忙しく仕事をしていましたし、同居ではなかったので、常にその事を母と話を煮詰める事も出来ませんでした。また、母はこの預金に関しても、話が変わりました。
ある時は、もうすぐ満期。
ある時は、そんな金ない。
そんな金がなら、マンションは買えないよと言うと。
いや、ある。
お前に預かった金がある。
期間はあるようで、あっという間に過ぎていきます。
母と話していてもらちが明かないようなので、私も決断をしなくてはいけないようでした。母からこの集合住宅購入の話を聞く前に、私も、自分が住む、同じ敷地の物件を購入予定でいましたが、こちらは新築物件ではないで、手付金は数十万円程度でした。直ぐに白紙解約にしていました。
過去に金銭的な事で母に多く裏切られてきていましたので、母が「絶対に迷惑はかけない」と言いながら、物件名義は自分で、借入は全面的に私に頼ったきたことも、当然の事の様で、万が一を考えての白紙解約でした。この機に及んでの数十万円の契約不履行違約金の支払いは腹が立つし、虚しさがありました。
今後の金銭的リスクを考えれば、よい判断でした。
一番良かったのは母と絶縁する事だったと思いますが、当時の私は考えもしませんでした。
加藤諦三先生の『依存的敵意』
大原敬子先生の『母親の嫉妬』の解説に衝撃を受けました。