クラブUでの明と暗-2

 

入店後2ヶ月間くらいはあっと言う間に過ぎて、余り記憶がないのです。

 

私が入店する前は、多分私より2、3歳くらい年上の超美人で、スタイル抜群で、優雅で、清楚で人当たりが良くて、優しいホステスが№1だったそうです。

 

クラブQの前店にほんの短期間務めたお店にも、超美人ホステスがいました。本当に美人揃いでした。

私は中国、台湾の時代劇ドラマをよく観ていますが、演技が上手いと思う女優はいますが、本当に美人、綺麗と思う人は少ないです。世界的大スターの章子怡チャン・ツィイーでさえ、あの整った顔は整形だからと醒めた見方をしてしまいます。

 

彼女は2人の“太い”お客様を持っています。

ひとりは、毎週出張で週の半分ほどいるそうです。

この方と週二回必ず同伴出勤します。

 

もうおひとりの方とも、必ず週二回同伴出勤します。

それぞれが来店される曜日は決まっていて、ダブル事はありません。同伴以外の来店も有りましたが、鉢合わせや、突然の来店はありませんでした。

 

お客様のゴルフに付き合って、同伴出勤をすることがありましたが、お店側も多少の時間的な融通を利かしていました。お客様も大変紳士でお話が上手。お店のホステスにも人気がありました。

 

彼女は他のお客様にも人気でした。この2人のお客様と同伴出勤しますが、途中で他のお客様に呼ばれても、嫌な顔を一つせずに、少しの間、接客をしていました。他のお客様とは同伴もアフターもしないそうです。

 

2人のお客様同士は、相手の事を知っているような、知らないような…。

 

店長はホステスとして理想のスタイルだと言っていました。

 

どちらのお客様だったか詳しくは覚えていませんが、2人で来店される事も有りましたが、必ず、優子さんに連絡をしてからの来店でした。

 

 

このお店に私は売上ホステスとして入店しました。初出勤日より、同伴、動員には順調なスタートを切っていました。自分の口座客で手一杯状態で、他のホステスの口座客に気を配る余裕も有りませんでした。

 

お店側も、オーナーママに呼ばれてお客様に挨拶をするくらいでしか、私を他のホステスの席に呼ぶことはあまりありませんでしたので、彼女の事を羨ましく感じる事も有りませんでした。

 

同じビルの上の階に倉庫、更衣室があり、そこに売上表がありました。私は小計売上契約(売切契約)をして入店しています。前店より契約額が上がっています。入店月、先月と順調にキープ(伸ばしていました)。

 

しかし、新参者で、入店時からお世話になった店長が辞めて、部長もいない、自分の信頼するホステスも、人間関係もできていない私はマネージャーが味方になってくれない、もどかしさを感じていました。ただ、オーナーママの優しさはとても有難かったです。

 

 

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大原敬子先生の『母親の嫉妬』の解説に衝撃を受けました。

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