私はクラブQに前年の10月半ばに入店して、クリスマス、新年、バレンタイン、桃の節句等の大きなイベントを経験して、出張ホステス、コンパニオンも順調で、動員、同伴をこなして、リピート客も付いて、2度目の小計売上契約の達成も出来ました。

 

私は新規の客層ターゲットを一流企業のサラリーマン重役、役職に絞っておりましたので、3月の人事異動は絶好のチャンスタイミングだと考えていました。

 

毛筆でのお祝いのお手紙。生花や鉢植えでのお祝いを贈り。職場への菓子折りの付け届け。

 

まったく効果がでない事も多く有ります。その後に電話をして聞く事もなかったですが、受取拒否や送り返されたことはありませんでしたので、最終結果は問題視しませんでした。私が一方的にご迷惑を考えずにした行為だと考えておりました。

 

それでも、いつか、成果となってご来店いただけたらいいなと思っていました。

 

2度目の小計売上契約時にオーナーママに最低保証日給額を上げて欲しいと申し入れをしていましたが、3ヵ月足らずで契約を達成して、遂に最低保証日給額18,000円は上がることなく、この金額を基本にスライド給計算されていました。

 

スライド給の月給が一番高額な手取給でしたが、

HC(口座料)、同伴手当、月間同伴賞、月間ノルマ達成賞、月間売上達成賞、動員賞etc.などの収入も有りました。

そして、出張ホステス、コンパニオンのギャランティ。12月、1月は一日3回の出動も多くありましたが、3月、4月も年度変わりのパーティー、宴会も多くありましたので、積極的に参加しました。

 

当然のように発生する未私立替金でしたが、クラブQに来てからは極力、新規開拓のお客様ターゲットを一流企業のサラリーマン役員に絞っていましたので売上額に対して未私立替金は少なかったと考えていました。それに伴う費用負担は馬鹿になりませんでした。長くホステスをやりたくないと思っているのに、やり過ぎ感があります。

 

私もお店に、オーナーママに他のホステスに比べて最低保証日給額に差別感を感じて不満でいました。

 

多分、私の要求が弱かったんだと思いますが、オーナーママは忘れていた程度位の考えだったと思います。

 

お店は、当然のように前回よりも大幅に小計売上額を引き上げられて、3度目の契約をするように言って来ました。

 

引き上げられて提示される契約金は魅力的です。その瞬間は、達成できなかった場合の、契約金倍額返しの項目さえも頭をよぎる事がありませんでした。

 

 

加藤諦三先生の『依存的敵意』

大原敬子先生の『母親の嫉妬』の解説に衝撃を受けました。

テレフォン人生相談ー心のマスクを忘れるなー

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