都心から離れて郊外の駅前ある百貨店に転勤しました。そこは2名勤務でした。異動希望を出していた販売員と一日一緒に勤務した時に、残る女性の事を遠まわしに警戒するように、また、私がここに希望してきたと思ったようで、あきれ返っていました。

 

去る販売員はとても美人でキュートな容姿の方でした。好印象で、仕事ができそうだと感じました。残った女性は目元の化粧が異常に濃くて、大きな顔で真四角な顔だなと第一印象として残りました。鼻も埋もれていました。私には異様に思いました。

 

数日して、彼女は私が、彼女のプライベートに関心を持たないのを安心したと言いました。

 

私はどういう意味かは理解していませんでした。

 

翌々月から約3ヶ月間にジェルパックの新シリーズで個人販売数のコンテストが始まりました。商品は5種類でした。

 

私の販売戦略は決まりました。

 

2名ですが、やはり、私は月~金曜日シフトで日曜、祭休日は彼女が必ず入るシフトになっていました。この日祭休日出勤手当は一切期待出来ない感じでした。母に生活費を渡す者にとっては期待外れでした。

 

彼女は私の都合とか希望を聞くことは一切ありませんでした。週の内2~3日程は2名勤務となりますが、彼女は私に販売コーナーでの仕事ではなく、ワゴンを引っ張って、催事コーナーの入り口のエレベーター横とか、大食堂の隅とか、百貨店入口横での販売を指示しました。

 

化粧品の新人販売員になって、すべてが初めての事で、抵抗はありませんでした。多分、経験者は相当の抵抗があったようです。

 

ランチタイムの約60分間ですが、休憩時間になると、他のメーカーの販売員が一緒に食事をしょうと誘いに来てくれます。

 

彼女らは、私がワゴンで販売をしている事に、とても同情的でした。

 

そして、私の同僚が百貨店化粧品コーナー課長と不倫関係にある事を教えてくれました。

 

 

加藤諦三先生の『依存的敵意』

大原敬子先生の『母親の嫉妬』の解説に衝撃を受けました。

テレフォン人生相談ー心のマスクを忘れるなー

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