ようやく酷暑も山を越えたのでしょうか?

今日はちょっと涼しいような。最高気温33度予報で涼しいと思う感覚がすでにおかしいですがチーン

 

本題です。

 

2019年7月1日〜7日

 

今回も2週目は割と楽になってきていたので、休薬期はもっと楽になるだろうという見込みで、プチ旅行の計画を立てました。

今回も言い出しっぺは主人です。

 

どこかで『癌は42度以上で死ぬ』っていうのを見たみたいで、「温泉で温熱療法だ」とか言って温泉に行こうと言い出しました。とはいえ今まで旅行の計画を立てたことのない人なので、計画は私任せ。

 

温泉好きだけど、熱めの温泉は苦手だし、42度以上の温泉にはいっても内臓まで42度になるわけないし、温熱療法かどうかは定かではないけど、せっかくそう言ってくれてるし、私も行ける時に行っておこうという気になっていたので計画立てました。

 

   石見銀山→玉造温泉泊→松江城→小泉八雲記念館&八雲邸→武家屋敷→

   堀川めぐり→足立美術館

 

        

 

        

 

          

 

   

 

石見銀山はバスを降りたら坑道の入り口までレンタサイクルで行きました。電動自転車に乗るのは初めてで、自転車自体最後に乗ったのは10年以上前。こわごわ乗りましたが、なかなか快適でこれ以上遠かったら足が持たないってなる手前で到着。

うーん、世界遺産なんだよね…

 

私たちは松江城を見たあとお堀の外側を歩いて小泉八雲邸や武家屋敷見たり、お昼食べたりしてから堀川巡りに乗ったのですが、堀川巡りの船は乗り降り自由で見所を回れるので、歩かずに船に乗って回った方がよかったかも。

 

乗り降りできるというのを知らなかったので私たちは先に大体見て歩いたし、乗り降りして見てる時間もなかったので1周ずーっと乗っていました(約50分)。船頭さんの話芸が面白く飽きさせないし、風に吹かれながらゆったり乗って体を休めることができたのでこれも良し。

 

足立美術館は庭園が見事ということで前々から行ってみたいところだったんですが、ここ庭園には降りられないんですね。知りませんでした。

建物の中からガラス窓越しに庭園を愛でるという形。庭園も美術品の一つ、お手を触れないようにと同じ考えなのかな。

 

庭園だけでなく展示してある絵画やお軸なども見応えありました。時間がなくて全部は見られなかったけれど行って良かったです。

 

あと、まだがんになる前に友達がチケットを取ってくれていた『レ・ミゼラブル』見に行ってきました。

抗がん剤治療が始まって3週間ごとのサイクルをチェックしたらちょうど休薬期に当たっていたのでキャンセルしないですみました。

 

公演後、二人でお茶してる時に、久しぶりなので色々な話をする中で、癌のことを言わないと歯切れの悪い返事になったり曖昧にして話がうまく進まなかったりしたので、カミングアウトしました。

 

彼女も過去に大変な手術をしていたことを話してくれて、今は明るく人生を楽しんでいるけれども、みんな色々な修羅場をくぐり抜けてきているんだなって思った。

私も癌にならなかったら癌ブログとか読むこともなく、のほほんと暮らして何も知らないままでいたかも。癌になって良かったとは思わないけどね。

 

あ、抗がん剤の副作用の味覚異常のせいか、ホテルの夕食に出たカルパッチョやお造りが食べられませんでした。冷たいのがダメなのか生ものがダメなのか?両方?