子供が大きくなっちゃうと、今夏休みっていうことに気づきにくくなりますね。

昨日近くのモールに行ったらすごく混んでて、土曜日だからかなぁ、やたら家族連れ多いなぁ、あっ、夏休みか!って気がつきました。

 

2019年4月19日〜

 

退院して家に帰ってくるとゆっくり静養なんてできないですね。幸い私の場合術後も順調に回復していたので、家の片付けとか掃除とかたまっていた洗濯とか、諸々やることも多くて、どうしても動いてしまいます。でも、動けることはいいことだし、リハビリの意味でも動いた方が体も早く元に戻るからね。

 

そういえば、過去記事でちゃんと書いてなかった気がしますが、結局腹腔鏡手術で済み、肝臓になにかあると言って調べていましたが、特に転移とかなく怪しいものはなかったようでした。

 

腹腔鏡手術では、4箇所穴が開けられてて、おへその所は縦に6cmくらい切った跡があったんだけど、今ってすごいですね。

 

私出産でしか入院したことがなく、手術って言えば切ったところを糸で縫うっていう覚えしかなかったんだけど、穴も切ったところもボンドみたいなので塞いであるんですよ。で、最初は盛り上がってて柔らかい感じなんだけど、徐々に乾燥してきて薄い膜みたいになって剥がれるの。

シャワーの時にそこをこすらないように注意するくらいで、特にケアも必要なく術後抜糸とかの痛い思いをしなくても良くて、医学ってほんと進歩しててびっくりです。

 

そんなわけで、腹腔鏡手術なら多分行けるでしょうとT先生も言っていたし、本当に旅行に行けるかどうか確証はなかったけれど、もう行くつもりで準備を始めました。とにかく体力をつけなきゃと、ツアーにちゃんとついて歩けるように夕方散歩したりしてました。

 

ほぼ連日旅行関連の買物に出かけてました。

服とかはあるもので済まそうと思っていたけれど、旅行先の気候をネットで調べると、5月でも結構暑いってあったり、でもリアルタイムの世界の天気予報を見ると意外に寒いみたいだったり、じゃぁ、暑い時と寒い時に合わせて両方いるか、なんて服を求めてお店巡りしてました。散歩よりこっちの方が良く歩いていた気がします。疲れるけどこういうのって楽しいですよね。

 

コンタクトも通常は長く使えるタイプのをしてるけど、万一なくしたりしたらいけないし、ワンデーの方が楽だからと眼科に行って作ってもらったり。

 

あとは、単発で抱えていた仕事をお断りしたり、書類を整理したりしてました。

 

旅行という目的があり、忙しくしてても楽しみの方が大きくて、今から思えばこの時期〜抗がん剤治療が始まるまでは、癌であることを忘れて、なんでも食べられて幸せな時期だったように思います。