昨日、眼科への通院。
予約時間がいつもより1時間遅く、家を出たのが14時45分。
暑さのピーク時間ではないはずですが、暑かった!
いくら運動不足とはいえ、駅まで歩く選択肢は、最初から除外。
バスの時間に合わせて家を出ます。
都バスのアプリを入れているので時刻表は当然ですが、そのバスがどこを走っているのかもわかりますから、便利な時代です。
その逆ということではありませんが、その便利なスマホにもあい変わらず迷惑メールが来る。
最近は、どうしようもないメアドで送ってきますね。
以前だと、チョイと信じたくなるようなメアドで送られてきましたが、このあたりは対策が進んだのかな。
東電のお知らせを装った迷惑メールのメアドには、東電らしさがどこにもない。
迷惑メールホルダーにも、信じられないくらい入っていますが、当然一括削除。
クルクルと変わるメアドでの対策では限度がありそうなので、件名ではじけるのかな?
話題を変えます
先日、ディズニーのクルーズ船が日本を拠点にクルーズ事業を始めるというニュースがありました。
個人的には、もうこんな豪華な世界とは縁がないのですが、一応元旅行会社の人間ですからね。
横浜港に入った国内の客船を何隻か見学したこともあります。
その時に船会社の方に聞いたのは、家を売り払い船中での生活を基本としている人がいると。
クルーズが終わると次のクルーズまでホテル暮らしという、とんでもない金持ちがいることも知りました。
【私のクルーズ体験】
私の最初の海外旅行は横浜発のクルーズです。
1973年末のことですから、もう50年以上前のこと。
年末に横浜発で神戸、那覇、マニラ、香港、神戸、横浜という3週間近いクルーズでした。
この船をチャーターしていたのが、その後に入社することになった旅行会社。
まだ学生でしたが、人を集めたら安くしてやるからという誘いに乗って、50人近く学生を集めて乗船。
中心になった自分たちだけが安くなるということではなく、声を掛けた全員が少しでも安くできればということで。
船はけっこうと大きなロシア船。
当時、定期航路で新潟からハバロフスクなどへ運航していた船よりは、少し大きな船でした。
ただし、戦前にドイツが建造した船で、敗戦でロシアに取り上げられたという古い船。
東シナ海に出るとよく揺れました。
でもね。
船内は税金がかからないので、ウィスキーも安くて。
船酔いする前に酒で酔っちまえという勢いでしたから、それほど気にならなかった。
古い船とはいえ、今の客船から見たら、いかにも客船らしい姿の優雅な船でした。
個人的には、当時の客船の美しさの方が今よりもずっと好きです。
今の大型客船は、マンションが移動しているみたいに感じてしまいます。
検索したら、この船のことが出ていました。
船内のレストランも優雅なものでした。
プールもあり、お前ら安く乗っているから、イベントに協力しろと言われ。
船が赤道を越える際に『赤道祭り』をやる船もある。
ただし、この船は赤道までは行かないので、代わりに北回帰線を越えた時にやるからと。
台湾の中央部に北回帰線が通っているのです。
何やら鬼だか悪魔のようなコスチュームをしたでかいロシア人に、生贄としてプールに放り込まれる役。
真冬ですから台湾あたりでは、プールに投げ込まれたら、寒くて仕方ない。
プールから上がると、ロシア人がウォッカの入ったグラスを持って迎えてくれました。
船内の一般船員のロシア人には英語が通じないため、神戸でロシア語会話の本を買い、挨拶程度は覚えましたから、身振り手振りと片言のロシア語で、楽しかった思い出が。
客室は様々なタイプがありましたが、ソ連船ですからレストランなどの船内設備の利用は1・2等の区別もなく。
3時になるとロシアンティーとケーキなどがレストランで提供されました。
最低ランクの6人部屋でしたが、本当に楽しい経験でした。
さて…。
国産のクルーズ船も “飛鳥Ⅱ” が最終のクルーズに出るとか。
本当につい最近就航した印象ですが。
クルーズを楽しむポイントは、社交性があるかどうかかな。
大きな船とはいえ、夕食などはテーブルが決まっていて、人数によっては相席というケースがほとんど。
毎日、顔を合わせるのですから、どうしてもある程度の社交性がないとね。
社交性があれば、船内のいろいろなイベントに参加したりもできますから、楽しめること請け合い!
国内のショートクルーズならそれほど心配はありませんが、やはり海外のロングクルーズとなるといろいろと心配事が出てきますけどね。
外国籍の船だと、チップの問題もありますしねぇ。
私がお勧めする海外クルーズは、いきなりの長期クルーズではなく、アメリカ発着のカリブ海クルーズ。
まずは、社交性と片言の英語ができればOK!
これが、意外と安いのです。
もちろん、アメリカ往復の費用は別途必要ですが、こまめに探すと意外に安い航空券もみつかりますから。
昔から知っているのは…。
私はというと…。
海外クルーズなんて今は考えられませんねぇ。
個人的に今は瀬戸内海がお気に入りです。
瀬戸内海でもクルーズ船があるのですよ。
中には、高級旅館そのものが船になっているものも。
とは言え、一人旅ですからね。
誰かと一緒に乗船するのであれば楽しいでしょうけれど。
てなことで、私は普通のフェリーで十分かな。
瀬戸大橋やしまなみ海道の橋の開通で、かなり航路は少なくなってしまいました。
それでも探せばまだまだありますから。
松山から呉、広島の航路は面白いかな。
呉港を出ると音戸の瀬戸を通ります。
こちらは、前述した瀬戸内海汽船のクルーズ船「シーパセオ」で、広島と松山を結んでいます。
広島から呉を経由して松山までは、通常のフェリーと高速船も運行されています。
高速船だと半分の時間ですが、船室外へ出ることができないので、ここはフェリーが良いかも。
天気さえ良ければ、瀬戸内は波もなくて本当に美しい景色が楽しめますからお勧めです。
てなことで