雲もありますが、晴れといっても差し支えないような東京の天気。
暑くなっています。
昨日は、通院日。
行きの電車が混んではいないのですが、微妙に席が空いている程度。
そこに体のでかい私が腰を下ろすのも嫌なので、子供のように電車の先頭の窓にかじりつき前方注視。
この運転士さん、上手いなと思って見たり、下車駅ですが御茶ノ水駅は停車させるのが難しそうだと思ったり。
そんなことで帰ってみると、とんでもない記事が出ていました。
ちょいとマニアックになりますが、これは運転手が居眠りを含めて、何らかの意識障害を起こした際に電車を緊急停車させる装置です。
デッドマン装置というのは、ハンドルを握る際に一緒に握る必要があったり、ペダル式のものもあるようです。
今は一つのハンドルで自動車のアクセルとブレーキを操作するレバーが増えています。
以前は、マスコン(アクセル)とブレーキハンドルに分かれていて、マスコンを上から抑え込んで操作しないとブレーキがかかるものもありました。
このニュースのコメントで、以下のような書き込みも。
古いタイプの2ハンドルのタイプなのでしょう。
私も関西圏で運転士をしていましたが車両により相当な負担が掛かるものがあります。 この装置は、ただ単に上から押さえつければ良いものではなく、手の平で押さえつつ指先は全体を常に握り作業をしますので肩こりが酷い原因にもなっていました。 仕事をして何より一番に気になっていたのは手を離して非常ブレーキが掛かる構造上、完全に意識がなくなり上半身が多い被されば、走り続ける危険性があり、いつかは安全面で大問題が起きるんじゃないかと懸念していました。
ちなみに、昨日私が乗っていたJR東日本の電車は、EB装置と言われていて、1分以上何らかの操作をしないと警告が鳴り、それでも操作をしないと非常ブレーキがかかるというもの。
駅間が短いので、きちんと運転をしていれば、この装置の警告音が鳴ることはあまりありませんが。
しかし、こんなことを起こしたら失職しかねないのになぁ…。
話題を変えます
まずは、一昨日の夜のハロプロ関係のブログにも載せましたが、この記事。
そこで育成にコストがかかっているということだけが同じで、内容は全く異なる話題です。
以前から話題にされる防衛大学、防衛医大の任官拒否(今は、任官辞退というらしいのですが)のこと。
他にも似たような大学校があるのですが、いわゆる一般の大学の学生とは異なり、少ないながらも給与も賞与も支給され、衣食住も確保されている。
それが、卒業していざ任官となると任官拒否(任官辞退)という人がいる。
今のご時世ですからね、仕方ないのかなとも思うのですが。
まず、代表的な2つの大学校、“防衛大” と “防衛医大”のこと。
名前は知っていますが、どんな学校なのかというところから。
例えば、「東京大学」というのは、正式な学校名です。
それに対して、上記で書いた “防衛大” の正式名称は防衛大学ではなく「防衛大学校」であり、“防衛医大” は、「防衛医科大学校」というのが正式な名称です。
以下の文章では、単に“防衛大”、“防衛医大” としてありますが、あくまでも正式には前述の通りです。
防衛大学校HP
学生の身分・待遇のページからの抜粋
-身分について-
学生の身分は、特別職の国家公務員です。
修業年限は4年間で、本科を卒業し、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構の行う審査に合格すれば、学士の学位 が授与されます。
-待遇について-
全員学生舎に居住し、被服、寝具、食事などが貸与又は支給されるほか、毎月学生手当(令和3年12月現在:117,000円)が支給されます。
また、6月、12月には期末手当(いわゆるボーナス、令和3年度実績:年391,950円)が支給されます。
当然、制服も支給されます。
身分・待遇のページ
以前と違って、4年間で本科を卒業して学位授与機構の行う審査に合格すれば…。
という前提ですが、学士の学位が授与されています。
“学位授与機構” なんてものがあるのですね。
知りませんでした。
その中で、防衛大などの各省庁の大学校の認定課程修了者への学位授与制度などが以下に。
少し前の記事ですが…。
防衛大学在学中に特別職の国家公務員として少ないながらも給料、賞与が支給されている中での勉強。
それを任官拒否というのは問題ではないかと国会で質問が出ています。
こちらは、その答弁
学費返納については、以下に答弁の抜粋を記載します。
お尋ねの「任官拒否者の学費返納制度」の意味するところが必ずしも明らかではないが、防衛医科大学校の卒業生については、自衛隊法(昭和二十九年法律第百六十五号)第九十九条第一項の規定により、自衛隊員として一定の期間勤続しなかった場合には、一定の金額を国に償還しなければならないこととされているところ、防衛大学校の本科の卒業生について、これと同様の制度を設けることについては、防衛省として確認できる範囲では、同省において検討を行った結果として、平成二十四年二月に同校の卒業生に償還金を課することに関する規定を盛り込んだ防衛省設置法等の一部を改正する法律案を第百八十回国会に提出したが、当該法律案は審査未了により廃案になったところであり、このような経緯等を踏まえると、今後の検討については、慎重な取扱いを要するものと考えている。
その任官拒否で償還金がある防衛医大のこと。
防衛医科大学校
その中の身分・給与、償還金。
任官をしないというよりは、卒業後の勤務年数も定められていて、それ以下で退職する場合は、償還金が必要とされています。
まぁ、医師免許を取得するのに一般の大学でかけられる費用を考えたら、どうしてもこうなるのでしょうね。
こちらは、任官せずに民間就職を選んだ防衛大学OBたちの記事。
任官しないのは職業選択の自由というのも少しは理解できそうですが。
でもなぁ…。
辞めるなら、もっと早く辞めたらという気持ちもありますが。
そのあたりは、個人的な判断ですからね。
さらに、比較すべきではないのかもしれませんが、宮崎に航空大学というのがあります。
今は、独立行政法人 航空大学校という名称に。
防衛医大などとは、設立の趣旨も違うので一緒に書くのもなんですが。
この授業料はお安い!
もちろん、税金が投入されているわけですがね。
そもそも、この学校は高卒では入学できないのです。
さらに、卒業したからと言って大卒資格にはならない。
学校のHPでも書いてありますが、そのあたりの説明を含めてわかりやすいブログがありました。
私の中学生までの同級生に航空大学を出てパイロットになったのがいるはず。
ただし、交流はまったくないので、近所の同級生から聞いただけですがね。
確かに、昔から頭の出来は良かったなぁと。
エアラインのパイロットは不足しています。
大手の航空会社のパイロットになるには、その後の各社での養成課程もあり、そう簡単なことではないでしょうけれど。
そういえば、思い出したことがあります。
私は大卒ではなく、旅行の専門学校卒。
50年以上前のことで、当時旅行の専門学校というのは、東京と熱海に1か所づつしかなかったはず。
熱海というわけにもいかず、東京の学校に通ったのですが。
これが、専門学校という名称にはなっていましたが、当時の文部省からは専門学校の扱いにはされていなかったのです。
もう一つ兄弟校の扱いになっていたビジネススクールも同様。
当時、1年生は自前の校舎もなく、毎日新聞のあるパレスサイトビルのB1に間借り。
2年生になって初めて原宿にある独自の校舎になるというありさま。
そのため、いざ通学となると定期は通勤定期を購入せざるを得ず。
もちろん、旅行のための学割なんてものも使えません。
なんだよ!と思ったのですが、時すでに遅し…。
それでも、パレスサイドビルは神保町に近いし、原宿…。
当時の原宿は、賑やかさのかけらもないところでしたが、知る人ぞ知るというような街で、良いところでした。
長い年月が経って、今はきちんとした校舎もありますがね。
ただし、今のご時世では旅行会社に就職するのは…。
オススメシマセン
てなことで