朝から晴れていますが、やはり冬ですねぇ。
寒さを感じる東京。
本当の北国の方から見たら、そんなの寒さのうちに入らないと言われそうですが。
私の元嫁は札幌の人間ですが、東京の冬の風は寒すぎると言っておりました。
札幌にしても吹雪くことがありますからもっと寒いのですが、風がなく雪が降っている時は、意外に寒さはそれほど感じなかったりもします。
これには、湿度も関係するのかもしれませんね。
さて、表題のショックだったこと。
昨日のニュースで八代亜紀さんが、膠原病の一種のため亡くなられていたこと。
私より、ほんの少し年上の方。
寂しいですね。
いつも夜のブログでモーニング娘。などのハロプロのことを書いていますが、演歌も大好きなのです。
ただし、八代亜紀さんのコンサートに行ったり、CDを買ったりしていたわけではないのですけれど。
昔は音楽番組がたくさんありましたからね。
そこで見ていた八代亜紀さんは良いなと思っていました。
もちろん、良いなと思ったのは彼女だけではないし、演歌も音楽の中の一つとして好きだということなのですが。
演歌が好きというのは、日本人だから…。
とまでは言いませんが、なかなか外国人に演歌の世界を理解してもらうのは大変そうですけどね。
演歌の方だと、八代亜紀さん、石川さゆりさん、男性だと北島三郎さん、吉幾三さんなどなど…。
いずれも、音楽番組全盛期の頃に見ていた方々かな。
先日、BSテレ東の「昭和は輝いていた」で吉幾三さんの特集をやっていましたが、見入ってしまいました。
演歌の世界。
あくまでも、私のイメージですが、歌詞に惹かれたりもする。
これが、歌手の方のイメージにも影響するのが興味深い。
御本人はまったくそんな人ではないにも関わらず。
そうした意味からすると、八代亜紀さんの曲って演歌ではあるものの、それほどドロドロとしたイメージが無いかな。
ドレス姿で歌っていたのも影響しているのかもしれません。
たくさんある曲の中では、そうでない曲もあるのでしょうが、私のイメージとしては都会的な演歌。
最初に良いなと思ったのが、「もう一度会いたい」。
Wikipediaを見ると、私が覚えている中で最初にヒットした曲は4枚目のシングル「なみだ恋」かな。
「もう一度会いたい」は、17枚目のシングル。
これ、山口洋子さんの作詞なんですね。
だから、あまりドロドロとした演歌のイメージはなかったのかもしれません。
それでも、歌詞だけを見ると男に対して未練たっぷりだったりも。
でも、それをサラリと歌うからドロドロしたものが感じられない。
比較的八代亜紀さんってそうした曲が多いのかな。
もちろん、Wikipediaを見るとシングルだけで110枚も出していて、知っているのはごく一部だけですがね。
ちょいと話は広がりますが…。
演歌の世界って、憧れとは違いますが、主人公になってみたいというような感覚にさせられる。
ただし、歌の世界だから良いのですが、実際に体験したらそれこそ大変な男と女の世界ですけど。
いくら相手から想われても、ここまで来ると怖くなる。
どうやって、この女から逃げだそうか…。
なんちゃて
それだけドロドロした世界を歌に乗せて聴かせてくれて、一瞬だけでもその思いに浸れるのが良いかな。
そして、昭和の演歌の世界。
歌手は当然プロですが、作詞家も作曲家もプロでした。
今の時代を否定するつもりはありません。
でも、プロが作詞作曲をして、プロの歌手が歌う。
だからこそ、怖いながらもちょっとだけ憧れた演歌の世界の中で、男と女が表現されている。
そんな男と女の世界に限らず、やはり演歌って惹かれるものがあります。
聴いていると自然に涙が出てきてしまう。
演歌には名曲がたくさんあります。
たまには、演歌に浸ってみるのも良い。
八代亜紀さん、本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
てなことで