や今日は曇り空で、今にも雨が降り出しそうな東京。
気温もかなり低くなりました。
先日、我が家の前にあるチェーンの薬局の前を通りがかった時のこと。
大手のチェーンなので、薬以外にも食料品もあり重宝しております。
女性がバス道路に面した駐輪場に自転車を止めてお店の中に入っていきます。
自転車の後ろのかごには、袋に入った荷物が二つ積まれたまま。
ん?
これ、近所の某量販衣料品店の袋だな。
それを積んだままですからね。
今までなら当たり前の風景だったかもしれませんが、今後はわかりませんよ。
それでも、駅前などとは違ってそれほど人通りは多くないのですが、なにせそこにバス停があるので人の目が防いでくれているかな。
話題を変えて…
昨夜、渋谷のタワーレコードで行われたイベントに参加してきました。
それ自体の話しではなく、渋谷という街の話しです。
少し前にも落語会があり、その時は脇目も振らず駅から会場だけの往復。
今回、少し時間があったので、駅周辺だけでしたが歩いてみました。
学生時代は渋谷へよく言っていました。
その昔、「緑屋」 という月賦販売の洋服屋さんがあり、そこで初めてスーツを買ったことを覚えています。
昔は丸井も月賦販売のイメージでしたけどね。
今の渋谷は駅と周辺の再開発もあって、昔のイメージはほとんどありません。
社会人になってからは、夜よりも仕事で昼間行くことの方が多かったので、余計にはっきりします。
昨夜18時頃にスクランブル交差点を渡ろうとしたのですが…。
外国人が三脚を使ってビデオカメラを構えて、邪魔くさいったらありゃしねぇ。
そして、中国人観光客を乗せた大型バスは止まっているし…。
これほどではなかった頃でも、地方から出てきた人が渋谷の人出を見て、『お祭りでもあるの?』と聞いたとか。
街を歩くと、駅を中心にビルも建て替えが進んでいて、確かにお店自体はきれいなのですがね。
若い人だらけで、とにかく落ち着かない。
渋谷という交通の一大拠点でもあるので、廃れることはないのでしょう。
ただし、生活感が感じられない街というのは居心地が悪いのです。
もちろん、渋谷でも駅の周囲だけしか歩いていないので、もう少し広げれば違う感想があるかもしれませんが。
最近、こんなニュースを読みました。
ここも仕事では、以前に何度も歩いているところです。
最近、こうした新しい商業設備が都心にどんどんできている。
最初に火を点けたのは “六本木ヒルズ” かな。
その後、三井不動産が各地で “ミッドタウン” を作っています。
しかし、どこへ行っても似たような商業施設。
結局は、新し物好きな人たちが移動しているだけのように感じるのですが。
そうでなければ、人口がどんどん増加しているとか。
もちろん、そこには高級マンションがあるので生活感がないわけではないのでしょうけれど。
でも、私のような爺さんが考えるような生活感はありませんね。
仕方ないのでしょうが、どんどん似たような街になってしまいます。
今度、新橋周辺も再開発されますね。
まぁ、完全に再開発され終わる頃には、こちらの人生も終わっている可能性があり、そんなものを目にしなくても済むのかもしれませんけれど。
もう一か所、銀座も変わりつつあります。
昔は小さなお店がたくさんあったのですが、最近は少なくなってしまいました。
まだ、昭和通りを越えた歌舞伎座側には裏通りに少しありますがね。
銀座はツンとすましている表通りと、そうでない裏通りがあったのが面白かったのですが。
表通りもツンと澄ましているとやっていけないのか、やたらと安い店が進出してきたり。
何よりビルの建て替えで生活感が失われてきたかなと。
我が家の最寄り駅も少しは影響が出てきていますからね。
駅からつながる商店街にあった魚屋さんや八百屋さん、肉屋さんというような個人商店が少なくなってしまいました。
その代わり、下町には似つかわしくないようなお店が駅中の小さなビルに進出してきましたから。
クィーンズ○○〇とか、〇〇石井なんぞは、こんなところに作ったら逆にイメージダウンだろうに。
まぁ、今の私にとって渋谷は行きたくない街のトップクラスかな。
偏見いっぱいの意固地なブログでした。
てなことで