曇り空の東京。
蒸し暑いなぁ、ショボーン
 
 
思わぬ再会とは書いたものの、実際に再会したわけではありません。
 
いつも読んでいるビッグコミックオリジナルの作品の中で弘兼憲史先生が連載している「黄昏流星群」。
1995年から長期連載されて、デレビドラマの原作にもなりました。
長期連載とはいうものの、4話で物語がまったく変わります。
この雑誌は、月に2回、5日と20日に発行されているので、2ヶ月で一つのストーリーが終わります。
 
ウィキペディアの概要を読めば、どんな物語なのかは想像できるかな。
 

 

人生の後半を迎えた男女の恋愛小説。
羨ましくもあり、恐ろしくもある内容。(笑)
 
 
これは、5日に発行されたページから。
主人公の女性市長が日常から逃れるために、青森に旅行へ…。
そこでいろいろとあるのですが、内容よりも一つのシーンに出てきた絵に懐かしい想い出が浮かびあがってきました。
ここに出ている「陣太鼓」。
字は違うのですが、青森駅の近くにあった「甚太古」がモデルかなと。
 
2019年一杯で閉店をしてしまったようです。
最初にこの店に行ったのは、40年近く前だったかな。
津軽三味線を聴きたくて観光案内所に紹介されたような記憶があります。
 
その頃、津軽三味線を聴くのが好きでした。
今でも好きなのですけれど、行動力が伴わない。
 
 
その頃、結婚をしていて元嫁の里帰りは一人で飛行機で札幌へ。
私は、少し遅れて東北を旅行しながら札幌へ。
 
当時は、もちろん青函トンネルはなく、連絡船で青森から函館へ渡るルート。
その中で、青森では1泊することも何度かありました。
 
その時に、入ったのがこのお店。
一人の場合は入口にカウンターがあり、そこで飲んで食べて。
座敷で演奏される津軽三味線を聞きながら飲むという、最高のシチュエーション。
 
冬に雪が降っている時に行くと、当時おばちゃんがいて、お通し代わりの「けの汁」 を出してくれて、温まりなさいと。

夏のねぶた祭りの直前に行った時は、カウンターに小学生くらいの男の子を連れたお父さんが隣に座りました。

おばちゃんから、この人達は東京から以前に転勤できていて、東京に戻ってからも祭りになると必ず来ると。

それほど長い時間ではありませんでしたが、かなり強く印象に残っています。

 

漫画誌の1ページですが、思わぬ所で思い出に繋がりました。

 
 
ちょいと脱線します。
 
 
弘前には昔から津軽三味線を聴かせる有名なお店があるのですが、青森市内はどうなんだろうか。
青森は青函トンネルが開通してから、賑わいがあまり感じられない。
一度だけ、社員のお父様が亡くなり、飛行機で青森に入りました。
 
昔、にぎわっていたエリアも消えてしまい、人通りも少なくなって。
新幹線が中心部を通らないから、単なる一地方都市になってしまった印象。
 
函館も同じ条件ですが、観光地がありますからね。
函館へ観光に行くという方も多い。
 
昔は青森と函館との人の往来があったはず。
それが、連絡船が無くなったことで、それも無くなる。
それも時代の流れということなのですが、地方都市が寂れて行くのは寂しさは感じます。
 
新幹線や高速道路が通る。
そのこと自体は悪いことではないはず。
ただし、それにより地元が活性化できていれば良いのですが、そうではない所も多そう。
 
どうしたら良いのか、正しい答えは難しそうです。
 
 
 
てなことで パー