今日、スタートは曇り空ですが、穏やかな天気です。
昨日は、夜になって風がかなり出てきていました。
昨日、再放送でしたがNHK ETV特集で取り上げた八王子にある精神病治療を主とする「滝山病院」のルポ。
再放送にもかかわらず、Twitterのトレンド入りもしていました。
ただし、「滝山病院」という名称の病院には二つあるのでご注意のほど。
こちらが八王子にある「滝山病院」のこと。
警察には事件としても取り上げられています。
こちらは、より詳しいNHKのもの。
この番組を見たらとてもこんな病院があるとは思えないほど。
そして、もっと信じられないのがこの病院の院長が、過去に事件を起こしている院長であるということ。
放送を見たら、この方完全にどうかしている。
日本の精神病治療の闇ともいうべき問題。
この番組は本当に光の当たらないところへ光を当てたというのは大きな意味があります。
しかし、なぜこんな病院が存在しているのかということをこの問題から広げていかないとだめなのでしょうね。
この滝山病院は精神科の治療だけではなく、患者の人工透析ができたりという他の病気の治療もできるということ。
一応、集中治療室も持っている。
たくさんの患者がその1室に入れられて、家族が延命治療を断ったとしても、管につながれて不必要な延命治療が延々と行われている状態。
精神科と一般科を併せ持つ病院が少ないというのも一つの原因ではないかと。
そのため、各地の病院から患者が送り込まれている。
どうしたら良いのでしょうかね。
現場の病院の問題
地方と国の行政の問題
そして、場合によっては家族が姨捨山のようにして入院させていること。
この滝山病院はほとんど満床状態。
正規の介護士などは少なく、アルバイトのような介護士。
最後に番組が院長にインタビューしようとしたら、豪勢な外車のスポーツカーに乗って…。
実は、昨夜の再放送の前の本放送の時、終わりの方だけ見たのです。
見ても私がどうこうできるわけでもないし、後味の良い番組ではありませんでしたから、見るのを止めようと思ったのですが…。
どうしても気になってしまい。
老人福祉の問題にも通じるところがありますから、本当に考えさせられました。
ただし…。
きれいごとを言うのであれば、いくらでも言えます。
てなことで