小雨混じりの東京。
涼しいのを通り越して、寒い!
12月初旬の気温とか。
寒いのは当たり前だよな。
昨日、夕方からいきなり冷えてきて、いつも台所の窓を少し開けているのですが、それを閉め、寝る時は毛布を出して…。
つい数日前まで暑いと言っていたのに…。
ヤバい、服の入れ替えをしないと!
さてと…。
10日に名古屋へ行く予定でいます。
宿泊しても良いのですが、いろいろとあるものですから日帰りで。
東京から名古屋までは新幹線 “のぞみ” で1時間30分前後。
料金は片道11,300円で、往復すると単純に倍の22,600円になるのですがね。
元旅行屋さんとしては、いろいろな手立てを使いたいわけです。
最初は,「ぷらっとこだま」の利用も考えたのですが、行きはともかく帰りが1時間も違うのはさすがに…。
そこで見つけたのが、同じようにJR東海ツアーズの…。
“ずらし旅”
という日帰りツアー。
これ、いくらだと思います?
私が利用する日時の列車では、往復 “のぞみ” 利用で17,000円なのです。
それに加えて、片道1,000円プラスすることで、グリーン車が利用可能。
ということで、19,000円でグリーン車で往復することに。
正規運賃だと29,920円ですからね。
もちろん、単に安いということはなく、この切符はいろいろと注意が必要なのです。
【申込期限】
当日や直前の利用はできません。
これを書いている6日の時点では、9日発の分から利用できます。
【乗車駅】
普通、東京から名古屋の乗車券は東京都区内から名古屋市内ということで発券されます。
ですから23区内であれば、自宅の最寄駅から利用可能なのですが、この切符はあくまでも東京駅からの利用。
下車駅も同様で、名古屋駅利用。
ということは、東京駅までは別にチケットを買う必要があるのですが、東京近郊の方ならお得になるはず。
【受け取り】
電子チケットではないので、余裕がある場合は郵送。
私は時間的な余裕がないので、JR東海ツアーズの営業所で受け取ることにしました。
東京駅の構内にあり年中無休ですが、さすがに当日受け取りは無理なので、土曜日に東京駅の居酒屋で友人たちと約束があるので、その際に受け取ります。
旅行代理店でも取り扱っている場合もあるようですよ。
【その他】
ツアーなので、乗車変更ができなかったり、取消しの場合は取消料も発生します。
そんな条件を克服できれば、絶対にお得!
★★
ちょっと話題が逸れます…。
JR各社が旅行業界に参入してから、もうかなりの年月が経ちます。
当時、旅行会社が揃ってJRの旅行業界への参入に反対したのです。
当時の我社も反対の署名をしました。
まぁ、結局は無駄でしたけれど。
やはり、ハードを持っているところには旅行業というのはかなわない。
旅行業の基本は代売か、それに何かを付けて利益を上げる。
これでは、今の時代には生き残るのが大変。
旅行業界には特許がないので、売れる企画を作っても利益を独占できるのは、せいぜい1〜2シーズンだけですもの。
もちろん、それでも生き残る旅行会社はあります。
私が現役の頃からJR東海が独自で新幹線切符を安く販売するようになりました。
ただし、いちいち東京駅まで別に乗車券を買う必要があるのが面倒ということもあり、出張にはJRグループとして発売していた回数券を使うのがメインになっていました。
親会社の中にカウンターを持っていたので、その頃に拠点があった東京から名古屋、大阪、郡山、仙台への新幹線回数券と、在来線で甲府までの指定席特急回数券を扱っていました。
当時、名古屋まで1枚あたり9,370円だったかな…。
もう、20年近く前の話しです。
それがツアー扱いとは言え、往復で17,000円ですからね。
こりゃ、デフレから脱却できるわけもない。(笑)
ということで、JR東海ツアーズのHPです。
私は高齢者と言われる年代ですが、ネットを使うのでこうした切符も探すこともできますし、予約も手元で簡単に。
しかし、今の時代はネットを使わないと高い切符…。
高いわけではないのですが、普通運賃を払わざるを得ないことに。
そして、前述したようなJRの回数券は、廃止されつつあります。
利用者はネットに移行すれば良いのですが、困ったのはバラ売りをしていた金券ショップ。
かつて、新橋駅前のビルにたくさんあった金券ショップは、残り数軒といったところですから。
その、名古屋で見たいもの。
JR東海の「リニア・鉄道館」
三連休なので、混むとは思いますが、覚悟して。
正直、リニア鉄道にはそれほど…。
展示車両に興味があります。
新幹線は最新の車両を除き利用しましたが、一番印象的だったのは100系新幹線の食堂車かな。
それよりも、在来線の車両を見てみたい。
特に、流線型のモハ52。
ここよりも、本来なら関西に展示された方がとは思いますが。
最後は飯田線でしたから、それもありかな。
他にも興味深い車両がずいぶんと。
大宮の鉄道博物館には行きましたが京都と、この名古屋はまだなのです。
昔の大阪の交通科学博物館には、出張の際に仕事をサボって行ったことがあり、京都の梅小路の蒸気機関車館にも同様。
それらがまとめられた、京都の鉄道博物館にもぜひ行きたい。
こんなことを書き続けたら、それこそ長くなるので、別の機会に。
最後になりますが、航空機を利用したツアーも以前から存在しています。
特割り運賃などもありますが、安いと飛びつく前に一度航空会社のツアーを検討されることをお勧めしますよ。
てなことで