やっと最終回にたどり着きましたが、前回と時間を置かずにアップしています。
 
高田漣さん
 
スペシャルゲストで高田漣さんが登場。
日本のフォークの大御所、高田渡さんの息子さん。
高田渡さんは調べたら年齢的には1949年生まれで、私より4歳上なだけ。びっくり
以前からもっとずっと年上の方かと思っていました。
2005年に56歳で亡くなられています。
 
息子さんの漣さんは小さな頃からコンサート会場に連れて行かれていたので、小室等さん、加藤登紀子さん、“イルカ”さんなどの番組出演者の方々とは顔馴染み。
小学校に入り他の父親を見た時に、普段自分の父親や周囲にいる人たちとは様子が違うと。
髪の長い人はいないし、きちんと靴を履いている…。(笑)
加藤さんが高田渡さんは、特に変わった人だったと。
高田渡さんという人は、やはり常識では計れない人だと出演者で一致。
 
漣さんも音楽をやっていて、父親とも一緒に唄ってきたといいます。
東日本大震災の時にPA(音響関係)などがない場所で唄うことが多く、その時にアコースティックギターがあれば唄えて、思いは伝わるということを感じて、父親世代の音楽にもう一度向かい合うことができたと。
漣さんのスタジオライブが2曲。
「コーヒーブルース」と「自転車に乗って」。
懐かしい…
と、言いたいところですが、音楽的に私がはまっていた世代よりも前の方でしたから、私と同世代だと本当にフォークが好きな人以外はあまり知らないかも。
私もかろうじて所々聴いたことがある程度。
高田渡さんの「自転車に乗って」
この時にはまだ40歳前後のはずです。

こちらは、息子さんの高田漣さんの唄う「コーヒーブルース」

その他の曲

そして、番組はその他の曲の紹介に。
シグナルの「20歳の廻り合い」とブレッド&バターの「あの頃のまま」。

こちらは、元シグナルの方が唄う「20歳のめぐり逢い」

両方ともに名曲ということですが、知っているという程度かな。

そして加藤登紀子さんの「知床旅情」は、昔の映像での紹介でしたが、こちらは誰でも知っている。
 
ばんばひろふみさん
次のスタジオライブは、ぱんばひろふみさんの「SACHIKO」。
バンバンを解散してソロになってからの1979年の大ヒット曲です。

“はんば” さんはモーニング娘。と同じ事務所なので、親しみがあるのです。(笑)

もともとアップフロントは、この人たちの世代が中心の事務所ですからね。
森高千里さん、因幡晃さん、堀内孝雄さんなどが今でも活躍中で、シャ乱Qなんかはまだまだ。(笑)
 
イルカさん
次は、“イルカ” さんの話題に。
彼女は私より3歳年上で、ああ見えて今年70歳!
高田渡さんとあまり変わらない。
まず、何故 “イルカ”という名前なのか?
彼女は大学生の頃にフォークソング同好会に入っていて、ギターケースを持って皆で歩いていた時に、たくさんの黒いギターケースが行く様がイルカの群れのように見えると発言したことで、翌日からイルカと呼ばれるようになったと。
長い付き合いの小室さんも初耳だと。
イルカさんの父親はジャズマンなので、小さな頃から自宅でも音楽漬け。
まだ彼女のコンサートではサックスを吹くことがあると言っていました。
 
そして “イルカ” さんのスタジオライブは、「海岸通」。
この曲は、かぐや姫解散後に“風” というグループを作った伊勢正三さんの曲。

今回唄いませんでしたが、「なごり雪」も伊勢正三さんの曲。

「雨の物語」も同様で、かぐや姫が好きだった私は、どうしても昔の伊勢正三さんの方が良いかなと。

ただし、昔の唄い方の伊勢正三さんですがね。
 
そして、番組の最後は出演者で「あの素晴しい愛をもう一度」を合唱。
フォークソングというか日本の名曲と言っても良いほどの曲です。
元 “フォーククルセダーズ” の北山修さん作詞、加藤和彦さん作曲の名曲。

これは、THE・ALFEEの坂崎幸之助さんが入って、フォーク・クルセダーズ再結成としたもの。

 

まさか、こんなに長くなるとは思いませんでした。
余計なこともかなり書きましたからねぇ。
でも、この時代の60年代後半から70年代前半というのは、自分にとっても本当の青春時代でしたからね。
今と違い、フォークソングと言っても大ヒットをすれば、ほとんどの方が知っている。
音楽についても、共通項ができたのですね。
今の時代は、どんなに売れない曲でもYouTubeにアップすることができますし、本当に多様化しています。
逆に言えば、いつも書きますが誰でも知っているという曲が出てこない。
それが悪いとは言いませんが、私としては淋しい時代になってしまったものだなと。
 
ということで!
 
余計ついでに…。
 
もう本文は終わっているので、さらに余計なことを書きますが…。
伊勢正三さんの「海岸通」は大好きな曲です。
神奈川県庁から大桟橋まで続く裏側の道が海岸通りという名前。
いろいろと思い出がある場所。
そして、同じ思い出の中に “かぐや姫” の山田つぐとさん(パンダさん)が作詞作曲で唄っている「目をとじて」という曲があり、これを聴くとやはり横浜の日本大通りの銀杏並木が…。
でも、両方ともに曲の舞台になっている場所ではないのですがね。

ずいぶん変わっただろうなぁと。

最近は横浜へ行ってもあの辺りを歩くことが無くなりましたから。
と、少しセンチメンタルになりながら終わります。
 
 
てなことで パー