すっきり晴れました!
昨日の寒さから比べれば…。
暖かいはずなのですが、やはり古い家ですから寒いのです。
 
 
私は、鉄道が大好きですが、飛行機や車、船などの乗り物全般が好きですね。
“男の子ですからね”
最近は、こういう言い方をするといけないらしい…。
確かに女の子だってパイロットや、電車・バスの運転をする人もいますがね…。(笑)
 
それは、置いておき。
 
以前にも書きましたが、飛行機の翼の後ろの席に座り、様々なパーツが動くのを見るのが大好き。
離着陸時の大きくせり出すフラップや、荒天時に盛んに動く補助翼などを見ていると飽きないのです。
 
最初の写真は、先日札幌から羽田にランディングした際に開いたスポイラー(スピードブレーキ)。
空気抵抗を多くして、少しでも減速させるための装置です。
しかし、あれだけのスピードの中で軽々と動く油圧装置の力強さに本当に関心してしまいます。
 
 
そして下の写真は、上の写真と同じ飛行機。
JA010Dという機体番号がわかります。
 

 
Yahoo! などの検索サイトにこの機体番号を入れると、Fly  Team という航空ファンサイトで、以下のような情報がわかります。
 
 
だからどうなの?
と、言われたらどうしようもないのですが。(笑)
 
こういうのに興味がわくのです。
 
そんな乗り物ファンの私が興味を持った記事があります。
 
 
 
 
記事の通り、第二世界大戦は終わっていましたが、まだ長距離爆撃機が主役の時代。
爆撃機がより長距離を飛ぶことで、護衛の戦闘機の航続距離が足りず、一緒に飛べないという事態に。
 
これは大きな問題でした。
ヨーロッパの大戦終盤にイギリスからドイツへ爆撃機が飛びますが、当初は護衛戦闘機が途中までしか付いて来られず、爆撃機がドイツ戦闘機に撃墜されることが多くありました。
第二次大戦時には、最終的に長距離を飛べる戦闘機が完成して問題は解決したのですが。
 
 
そして、上記の航空機は開発失敗。
そりゃそうですよ。チーン
打ち出すというか、切り離しは比較的容易でしょうが、収容が難しすぎますからね。
そうしているうちに、それこそ大陸間弾道弾の時代になってしまいましたし、戦闘機に対する空中給油機もできましたからね。
 
 
そして日本でも着陸を考えない航空機がありました。
ただし、上記のアメリカの航空機とは考え方が根本的に違います。
 
飛行機(パイロット)を収容する必要がない飛行機。
太平洋戦争末期に日本海軍で一式陸攻という爆撃機に抱かれて飛んだ「桜花」というロケットエンジンを備えた特攻機がありました。
ただし、エンジンの燃焼時間は短く、エンジン燃焼後に滑空して艦船に突入するという航空機です。
別名人間爆弾。
 
 
一式陸攻に抱かれて飛行中の桜花。
 
 
一部で米軍艦船に被害を与えましたが、切り離す前に肝心の一式陸攻が狙われてしまう。
元々運動性能が良くない爆撃機にこんな飛行機を抱えさせたら、襲われたら逃げようがありません。
「桜花」は、切り離されたら帰って来ることは考えられていませんから、着陸装置はない。
 
そして、陸軍が開発した特攻機 「剣」 
 
 
これは、離陸後に車輪を落とすという前提だったのです。
一度飛び上がると着陸ができない飛行機。
爆弾さえなければ、最悪は胴体着陸という手もあるのでしょうが大戦末期です。
そんな腕のあるパイロットは、残っていなかったでしょうね。
 
飛行機ではありませんが、人間魚雷「回天」も同様です。
一度、母艦の潜水艦から発艦すると、二度と母艦には戻れません。
 
これらは、ほんの一例です。
特攻兵器で調べると、信じられないものが出てきますから。
 
 
こんな発想は、欧米人には絶対にないでしょうね。
 
「悠久の大義」の前には、個々の命は関係ない。
 
ということらしいのですがね。
 
興味深い記事がありました。
 
 
 
これを読むと、なるほどなぁと思わされる部分があります。
 
 
飛行機の翼から、ずいぶんと話しが飛躍してしまいました。
 
 
てなことで パー