私が数珠(ブレスレットではなく)を初めて手にしたのは独身時代でした。
会社勤めだった頃に、仏教式葬儀に参列することもあるかもと思い略式数珠を自分で購入しました。
略式なら宗派も関係ないだろうし無難かなと思いまして(実際は日蓮宗を除くそうですが)
素材なども何がいいかわかりませんでしたが、なんとなく白珊瑚の略式数珠で房も白いものなら無難かなと購入しました。
水晶は一般的で一番無難なのになぜやめたかというと水晶の球状のものは色々吸い込みやすいイメージがあったからです。
以前水晶の数珠ブレスをしていた事があったのですがはじめはとても清々しかった石がすぐ元気をなくしてしまい、その都度水晶のクラスターの上に置いて石を休ませてはいましたがはじめのキラキラ感がなくなるというか。
数珠は違うのかもしれないけどそれなら他の素材にしてみようかな、という理由でした。
北海道では特に数珠の房の色について決まりはなかったかと思います。
どこかの地域はお通夜やお葬式は白色の房、法事は紫色の房、と使い分けする所もあるそうですね。
他にも場所が変わればそれぞれルールがあるみたいなので郷に入れば郷に従えというものなんでしょう。
さてせっかく買った数珠でしたが独身時代は使う機会もなく箱に入ったままになっていました
結婚して夫の祖父母のお墓参りの際にようやく日の目を見ました…
夫の父方の祖父母は曹洞宗で母方の祖父母は浄土真宗なので略式数珠で問題なかったです。
お仏壇を家に置いてお参りするようになってからも略式数珠でしていました。
本式数珠はそのうち………と思いつつ、用意しないで今年まできてしまいました。
4月28日のお不動様の御縁日にお不動様を祀るお寺に伺った折に、近くの女性が本式数珠を使用しているのを見て、私もそろそろ本式数珠が欲しいなと思い始めました
代々の宗派がある訳ではなく自分達もどこかの檀家というわけではなかったのですが、真言宗に惹かれていたので本式数珠は真言宗のものにしようと思いました。
最近お参りに使っていた略式数珠は地玉が星月菩提樹に点玉と親玉が赤瑪瑙で紫の梵天房のものでした。
実は、仏壇で先祖供養を始めるようになってから星月菩提樹の数珠が欲しくなり買っていたんです。
数珠が2つになったので星月菩提樹の方を先祖供養用、白珊瑚の方をそれ以外と分けて使っていました。
ある時、星月菩提樹でご先祖様の仏壇以外のお参りをした時に、
「お、菩提樹か」
と喜ばれるような反応をご神仏から感じました。
それまではなんとなく先祖供養と他のお参りとは数珠を分けたほうが良いのかなと思ってましたが、星月菩提樹を好まれる気配が伝わってきたので以来どちらも星月菩提樹を使用することにしました。
私としては白珊瑚の方が喜ばれるかと思っていたので、え、こっちのがお好みですかとちょっと素で驚きました。
白珊瑚は白いから清らかそうで好まれるかと勝手に思っていたんですが…
なので、今回購入する本式数珠も星月菩提樹が良いな、と。そして四天玉や親玉も赤瑪瑙のもので片手数珠とお揃いの素材にしようかな〜と。
お手頃な価格のものをネットで見つけたので早速購入しました。
届いて手にして仏壇の観音様に手を合わせた時に、片手数珠の時よりもしっくりと手に馴染み、また観音様との繋がりをより強く感じてすごく感動しました
ご神仏とのご縁への感謝がより強まりました。
感覚が全然変わるものなんだなぁ、というのが片手数珠から本式数珠にかえた時の感想です。
安心感があるような…。守られてる感がUp
あ、それと合掌の仕方も私は金剛合掌を好んでしています。
普通の手を合わせた合掌よりも金剛合掌の方がよりご神仏と繋がりを感じやすいと気づいてからずっとしてます。
ちょうどお不動様のお参りに行く少し前からやり始めたんですが(にわかです)。
金剛合掌の方がテニス肘で痛い手でも負担が少ない気がします(個人の感想です)
金剛合掌と本式数珠の組み合わせはご神仏とより強く繋がるためにあるんだなぁと勝手に納得しました
仕組みを作った人はすごいなーと。
さすが弘法大師様。
南無大師遍照金剛
あ、それから、数珠を普段は持ち歩かないのですが、本式数珠を持ち歩くと普段とどう変わるのかなーと思い、外出の時に持って出掛けてみました。
いつも嫌な気配がして緊張する場所もそうですがそれ以外でも、守りのお力が働いていたのか、観音様やお不動様に守られている感じがして安心感が強かったです。
気持ち的な問題だけではなく、膜の様なものに包まれている感覚が(バリアみたいな)。
そしてご神仏との繋がりを感じ、悪いものと波長が合いにくくなるような…。
ただ数珠を持てばいいのではなくて、本式数珠を持ちご神仏にお参りして繋がりを得ることでこの様な守りの作用を発揮しているのかなと思いました。
ご神仏へのご挨拶、大事ですね