皆さんのお宅にお仏壇はありますか。
ない方はこう答えるのではないでしょうか
「うちは仏教じゃないから」
「うちは長男じゃないから」
「家族でまだ誰も亡くなってないから」
私も全部当てはまってました…
ですが、我が家はある時からお仏壇を置くことにしました。
我が家がお仏壇を置いたのは2015年の6月12日からでした。
(出来事を手帳に記入していました…当時は相変わらずのメモ魔ですね)
仏壇というと、長男が代々引き継いだり、または家族が亡くなってから購入するものと考えますよね。
でもこのとき実は誰も亡くなってません。
じゃあなんでと言われそうですが…それは
先祖供養をしたかったから
なんです。
なぜ先祖供養しようと思い至ったか。
私が先祖供養しようと思った理由は大まかには以下の3つです
(1)夫一族に起こっていること
①男性が結婚しない。事故に遭いやすい
②女性も病気で若くして亡くなることがあった
(2)私自身が昔から年に一度の墓参りしかしない供養にスッキリしていなかった。
(3)我が家に起こったこと
①切迫流産、長男出産間際の夫の入院、長男の発達障害
②息子に夜泣きがある時、たまに貞子みたいな女性が視えた
③二人目の流産
(3)の③が最後のひと押しでした…。
「先祖供養していくので次の子が無事生まれて元気に育ちますように」と祈願しました。
おかげさまで無事に妊娠・出産を終えしばらくして体調も安定してきた所で
「さあ、今度は私の番だ」とまず始めたことが
戸籍の取り寄せです。
遡れる所まで調べて分かった範囲で自分で過去帳を作成しました。
仏壇、「〇〇家先祖代々之霊位」の位牌、御本尊の仏像をネットで購入しました。
そして位牌と仏像を開眼供養してくれるお寺を探して
開眼供養当日は我が家と義父母で参加、そして我が家に持ち帰り祀り始めました
このようにして我が家で先祖供養が始まりました。
毎日が無理でも出来る範囲で続けようと思ってます
ここで少し御位牌に関連したこぼれ話を…
息子は赤ん坊の時からよく泣く子でした。
後に発達障害が判明しますが、それとは別にまた泣く時があったのです。
夫の実家にお盆や正月に行った時や自宅で。
お盆の時は、天井を見て泣いていて、確かに…帰って来られた方がたくさんいる気配がそちらにあって…
実は義父母宅にはお仏壇がありません。
お盆に帰ってきた霊は御位牌に宿るといいますが
それがない…。
なるほどーと思いました。
御位牌はお盆に帰って来たご先祖さま達にとっては依り代となります、例えると椅子みたいなものでしょうか
落ち着ける場所なんだと思います。
それがないからその辺に浮くしかない…。
もちろん御位牌はただの椅子ではないです。
普段の供養では御位牌を通した方があの世の御先祖さまと繋がりやすいと感じます…スマホ的な感じかな
あの世とこの世が近づくお彼岸は特に繋がりを強く感じます。
そんな時こそ供養が届きやすいので力のあるお坊さんの御供養があれば最強ですね
我が家はお寺での供養はしてませんが家でお経を読み上げています。
我が家の仏壇の御本尊は聖観世音菩薩様です
観音様にいつも感謝と御先祖さまの供養をお願いしています