今年は神棚の大掃除を11日に終え

お榊もその時からお供えしています照れ

(普段扉はもっと開いてますが撮影の為、閉じ気味にしてます)

 

最近お榊を常時お供えしてなかったのですが

やはりちゃんとお供えした方がいいですね、安心感がありますニコニコ

清浄な気が感じられます乙女のトキメキ

 

現在、なんとその榊に花が咲いております花

 

はじめに花に気づいたのは12/18日曜日でした。

輪ゴムで束ねられている部分のすぐ上です。開きかけの花。

 

次に見たのは12/21水曜日

↓別の所にもお花が。

↓枯れた葉を除いていたら、間に咲きかけの花や蕾が。

↓それと翌日には別の所にも咲いてました。

 

今日もまたお花が増えてました。

白い小さな(小さ過ぎる)花が順繰りに咲いてくれています。

榊は今までも時々お供えしていましたが、花が咲くのは初めてです。

蕾がついても枯れてしまうことが多かったので。

 

今年は神棚の大掃除後に長年の御神札の配置を変えました。

今までは神宮大麻を中央に祀っていましたが

それをやめて中央にいつもお世話になっている氏神様を祀り

左右は我が家に祀った順に崇敬社の御神札を1体ずつ祀ることにしました

(重ねるのは何か違う気がしてます)。

神棚の御神札の祀り方を調べようとすると

「神社本庁では…」と出てきて

「中央には天照皇大神宮(神宮大麻)のお札を祀りましょう」

と書かれていることが多いです。

私も神棚を祀ったばかりの頃はそれを鵜吞みにしてその通りに祀っていました。

かれこれ10年。

毎回拝む度に思っていたのですが…真ん中だけ他の御神札と違って繋がる感じがしないんです。

お参りして授かった御神札からはその神社の気を感じ繋がる感じがするのですが…。

私自身が伊勢神宮に行ったことがないのが原因なのかな?と思ったりしてました。

でもこうも毎回繋がる感じがしないのであれば、これはただの形だけのもので祀る必要がないのではないかと思うようになりました。

そもそも氏神様でも天照大神が祀られていますし。

今回からは真ん中は氏神様のお札にしよう!と思い至りました。

 

そうやって神宮大麻をやめて中央に氏神様を祀るようになってから咲いた榊の花。

「今のやり方で良い」

と神様が仰っているのでは、と受け取っています。

 

榊には本榊と姫榊(ヒサカキ)があります。

我が家は姫榊を使わせて頂いております。

姫榊の花期は2~3月で、本榊の花期は6~7月みたいです。

今は12月ですけど、季節外れでも咲くんですね。

 

神棚の榊は1日と15日に交換しましょうとよく見かけますが

私は葉があんまりさみしい見た目にならなければそのまま使う派ですニヤリ

 

お榊は神様が降りてこられる依り代とか、お働き下さる時に使われるものと言われています。

なのであまりに葉が無ければ新しくします。

 

左右の榊で神様からのお知らせが異なる為、

左右の榊で入れ替えや継ぎ足しはやめた方がいいみたいです。

 

右側の榊が枯れるのは、氏神様がお守り下さっている証と言われます。

 

左側の榊が枯れる時は自身や身内に何か起こる前触れとか崇敬社との繋がりに問題があるとか言われています。

 

我が家も一般によくある現象のように右側の榊の方が早く枯れます。

 

家の穢れや身に降りかかる厄災をお祓い下さっているのだと思い感謝いたしております。

 

 

 

ところで、なぜ神棚の榊を1日と15日に新しく換えるのか。

神道・神社では、1日と15日は特別な日、月次祭(つきなみさい)といって、日頃の感謝・ご加護の為、毎月、定まった祭儀が行われます。家庭の神棚もそれに準じてお祀りされお榊も新しく換えるように言われています。

この月次祭にお参りする「1日(ついたち)参り」の方を「朔日参り」ともいいます。

朔日とは月のない日のこと、つまり新月の日です。

昔使われていた暦は月の満ち欠けをもとにして作られていました。

一番はじまりの日は「朔の日」つまり「新月の日」とされていたので

昔は朔日と満月の日にお参りをしていたそうですね。

 ところがある時それまで使われていた太陰暦が太陽暦に変わってしまいます。

明治政府が近代化を進めていた頃です。

明治5年12月3日を明治6年1月1日とし、そこから太陽暦(グレゴリオ暦)がスタートされました。

それにより新月(朔日)にされていた「お朔日参り」は太陽暦になってから新月ではなくその月の1日のお参りを指すようになり、満月のお参りは15日に行われるようになりました。

神棚もそれに合わせて1日と15日にはいつものお供え(米、水、塩)に加えてお酒やお赤飯をお供えしたりお榊を新しくするのが良いと言われるようになりました。

 

 

私が感じたことですが...

 

今月の15日と今日(新月)の神棚を比べると…

 

太陽暦の15日の神棚は普段の神棚と変わりはないようです。

 

逆に今日(新月)の神棚は御神札からそれぞれの神社の気がブワッと出ていて

ザンッとお榊に何かが宿る気配を感じました。

 

満月や新月はご神仏と繋がりを感じやすくなる日なんでしょうね。

 

 

1日参りで祈願をし15日参りで感謝すると言われてますが、

朔日(新月の日)に祈願をして満月の日にお礼参りをするということが本当のところなのかなと思います。

 

暦が変わったことで形骸化してしまった慣習なのではないかと。

 

もちろん神社にお参りするのはその日でも良い事と思いますが

より神様を感じたい時には満月や新月にお参りするのがいいんじゃないかなと思いました。