そろそろお財布を買い替えなきゃ…
と思っていた私が新しく選んだのは、ボッテガ・ヴェネタのヘビ革イントレチャート。
巳年だし、ヘビ革だし、金運つくかな～♪なあんて思いながら。
今日は、ヘビ革はなぜ縁起がいいのか？というお気楽な話題をひとつ。
まず、中国では、蛇は
瀕死の状態になっても、脱皮することにより新たな生命が宿る
脱皮という行為自体が無限の生命を現している
と思われ、ある種の神秘的な生き物として扱われてきたようです。
そして、その蘇生力が革にも宿っていると考えられたため、
ヘビ革の財布には、中のお金を蘇生する、
すなわちお金を無限に増やしていく力があると信じられていたよう。
そのことが伝わった日本でも、
ヘビは弁財天の使いで縁起がいいものとされていたので、
すんなり浸透したのかと思われます。（もともとはインドでは弁財天の使いが白蛇）
風水の観点からも、ヘビは「財」を表す繁栄の象徴。
へびは十二支では巳にあたりますね。
十二支の語源は、草木の発生、繁茂、成熟、伏蔵…
の過程の順序を各月に分けて段階つけて名付けたらしく、
巳は旧暦の四月で、草木の繁盛の極限に到達した状態を表しているんですって。
また、
執念深い為、お金が出て行かない。
技能や経験が身（巳）につくから、お金が溜まる。
などとも言われています。
ヘビは気持ちの悪い生き物ではありますが、
農作物を荒らすねずみを食べてくれるというありがたい存在でもあったらしく、
豊穣の神、雨の恵みをもたらす天候の神としても祀られ、
また、脱皮を繰り返す習性や長い寿命を得る動物として、
「死と再生」の象徴ともされているんだそうです。
金運UPには、脱皮したヘビの皮を小さく切って財布に入れておく、
というのが本来の形だったらしいですが、
ちょっとナマナマしくて抵抗ありますよね
探せばそのようなものを売っているマニアックな業者さんもいるかもしれませんが、
ヘビ革で十分です、ワタクシは。
ちょっと話が飛んでヘビの雑学になってしまいますが、
ヘビというと昔から、世界中で霊的に力のある動物として、
歴史や物語にしばしば登場してきたという事実もあります。
古代エジプトでは、数々の装飾に使われ、
ギリシャ神話にも頻繁に登場します。、
東南アジアでも、中国でも、ネイティブインディアンでも、
蛇は何かしらを象徴しているシンボルになっています。
どうみたって、変わった生き物なので、世界共通でそうなってしまったでしょうか？
あのクネクネ蛇行はどんな筋肉の使い方をしているのか、
どうやってあんなにお腹が伸びるのか、
細いホースのような先についた視点で世界はどう見えいているのか？
不思議です。
一生体感することは無いんでしょうけど…。
蛇柄の靴やバックは好きですが、
生きていて顔がついてると、途端にコワイよ～Y(＞_＜、)Yとなります。
いろんな種類のヘビがいますが、
いまだかつてカワイイ顔したヘビの存在は知りません。。。
ヘビは食物連鎖的にいうと、
両生類、爬虫類、昆虫類、鳥類、魚類、哺乳類と、
口に入るものであればほぼ何でも餌にしてしまうたくましさ。
しかも、共食いもありなようです(￣_￣ i)
形状的にヘビの仲間は細くて長いので、体を膨らますことなく消化できて楽なのだとか。
分かるけど、、、だからってねえ…
蛇について調べようと検索したら、
蛇に巻き付けられ絞め上げられてグッタリしている犬の画像に遭遇してしまいました。
（うう、おっかない）
交尾にいたっても、独特の哲学？！があるようで。
後からきたオスの精子に負けずに自分の精子が受精するよう、
長時間に渡りメスを拘束するんだそうです。
ひっかかりのあるカギ型の突起物を持っているという凝りようです。
ヘビは、人間に、崇められたり怖がられたりしながらも、そんなことはどこ吹く風。
極端に進化し、ぐにゃぐにゃと孤高に人生を謳歌している様子です。
実物は見たくはいけど、何だか気になる生き物ですね。
さて、財布の寿命は３年といわれますが、
この新しいヘビ革財布と共に、どのくらい富の循環を生み出せるか、楽しみです♪
Thank you for your readeing 