今日も外泊 | つばめにのって ~肺腺癌との闘い~  番外編でチョコレート膿腫

つばめにのって ~肺腺癌との闘い~  番外編でチョコレート膿腫

2010年11月、母が肺癌宣告を受け、
ここから、これまでの恩を返す時間が始まりました。

そして2012年4月7日、母は永遠の眠りにつきました。

この経験がどこかで誰かのささえになれたらと思います。

番外編で、チョコレート膿腫のことも書いています。

昨日、病院に戻って来たばかりだが

また週末ということで外泊する!と言う母。


それだけ体力があるというのはいいんですけど。



今日は抗がん剤投与4日目の血液検査があった。


骨髄抑制が始まったようで

白血球数と血小板数がガクッと落ちていた。

特に血小板数は8万台と、これまでにない低さ。


前回の外科での化学療法時は

シスプラチン+ドセタキセルを4クールしても

白血球数が3000を切ったのが1回だけで、

血小板数はずっと14~15万くらいを保っていた。


それに比べると、

血球数が落ち始めるのも早いし、落ち方が大きい。


血小板が少ないためか

上肢に内出血痕がいくつかできていた。


アバスチンも易出血性のある薬だし、

気をつけないといけない。


あと、足の痺れに加えて、膝の痛みが強くなってきたらしく

ロキソニンではコントロール不能で、夜も眠れないため

ボルタレン座薬を使うことになった。



強い薬をつかっているので当然だけど

肝機能も少し悪くなっていたし、

膝は痛いし、血球数は落ちるし

副作用が徐々に出始めたということだろう。


これからまだ血球減少は続くとのこと。


今回の化学療法は、前回くらいのつもりでいると

つらいかもしれない。


でも、副作用が強いと言うことは

それだけ母の細胞を攻撃している証拠なのだから

がん細胞にも効果があると信じたい。



どうか、母の体と、気力がもちますように。

どうかどうか、つらい治療を受けた甲斐があったねと

言える日がきますように。




検査日 20111104
項目 単位
WBC  48 10²×/μl
RBC  434 10⁴×/μl
HB  12.7 g/dl
HT  36.4 %
MCV  83.9 fl
MCH  29.3 pg
MCHC  34.9 %
PLT  8.4 10⁴×/μl
Seg  70.8 %
Eosi  3.5 %
Baso  0.2 %
Mono  0.4 %
Ly  31.5 %
TP  6.2 g/dl
ALB  3.8 g/dl
A/G  1.58  
T-BiL  1.1 mg/dl
ALP  212 IU/l
GOT  45 IU/l
GPT  56 IU/l
LDH  330 IU/l
Na  140.2 mEq/l
K  3.8 mEq/l
Cl  100.9 mEq/l
BUN  20 mg/dl
CRE  0.52 mg/dl
Ca  9.3 mg/dl