太郎は11月生まれなので新年中がスタートする月にやっと4歳です。

しかし4月生まれの子はもうじき5歳になるのでとにかく成長の差が目につきます。

語彙力、授業中の姿勢、巧緻性、ペーパー全て劣ってみえます。

しかし、集団授業はすべて4月生まれを基準に進んでいきます。

これが親のストレスの第一歩なのです。

 

さて太郎ですが、以前にも書きましたが舌下帯が短いためにお話がまだ苦手です。

一生懸命に話してもお友達に「何を言っているのかわからない。」と言われてしまうので話すのが面倒くさくなってしまうのです。心が強い子はお構いなしに話すのですが太郎は打たれ弱いのでシュンとなります。

よくお話をする子は手先が頭と神経がつながるので思った通りに手が動きます。

太郎はお話をしないので手先がうまく思った通りに動きません。

 

早実の巧緻性の練習は

ビーズの糸通し

紐通し

リボン結び、固結び

洋服の折りたたみ

お手紙を折って封筒にいれる

折りたたみ傘をきちんとたたむ

枕カバーのセット

などなど小学生で行うであろう日常生活が問題になります。

 

しかし太郎はまだ頭で考えたことが指先まで神経がつながっていないので思った通りに動きません。そうなると泣くか隠れるか寝っ転がるかです。頑固で一度泣くとその授業はもう進みません。先生も最初は優しいのですが、最後は帰りなさい!と叱咤。そこでまた火がついたように泣きます。毎回この繰り返しです。。。。

 

解説)

早実の合格した子たちは目をつむっても課題ができるように毎日毎日練習をしたそうです。

子供達も受験を理解して自らやっているのです。精神的にも大人ですよね〜

 

やった人にはわかりますが、だんだんと小学校受験勉強が就職試験と同じように見えてきます。中学受験と違って成績だけでは合格できないのが小学校受験。やはり優秀な人材を求めると似たようなテストになるのかな。。。

 

つづく