ジャトロファを考える、その可能性と不確実性、その41 | アジア アフリカ を考える

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ジャトロファを考える、その可能性と不確実性、その41

日本の農業技術によるジャトロファ栽培の工夫を考える


ジャトロファはナンヨウアブラギリ(南洋油桐、学名:Jatropha curcas)の学名で、トウダイグサ科の中南米原産の落葉低木です。極めて油分に富み、ディーゼル燃料の原料となる成分が多量に抽出できます。古くから灯油などで使われてきました。19世紀、イギリス・リバプールの町で街路灯の燃料としても使われた記録があります。種子は毒性が強いですが、やせた土地でも成長が早く、干ばつや病気に強い植物です。アジア・アフリカ辺境地域での活躍が期待されています。


ジャトロファを扱う農作業人への研修・訓練(31)

「安全対策」「経営指導」「栽培技術」


「経営指導」 事業経費及び利益(12) 事業経費 「加工」⑥


ジャトロファの実・種を収穫し、販路があって、売ることが出来れば、そのまま出荷さえすれば良いわけです。ただし、値段は相当低いでしょう。何度も書いていますが、単位面積当たりの収益が、ジャトロファと他の作物が同じ場合、ジャトロファ収穫物=油代がディーゼル燃料より高くなってしまいます。


ジャトロファの収穫物を売る場合、販売時の状態として「実・種」、「油脂液化」、「精製加工」の3種になります。


「実・種」は収穫時のまま販売することです。販売先は、東南アジアであれば政府機関のバイオ公社か、各国企業のBDF出先機関でしょう。BP(ブリティッシュペトロリアム:英国石油)、あるいは中国、韓国の燃料会社がすでにアジアでジャトロファを栽培しているようです。


「油脂・液化」とは、実の中にある油脂分を液化して出荷することです。圧搾器具があれば、どこでも液化することは出来ますが、容量が小さくなる分、輸送経費を減らすことが出来るでしょう。


「精製加工」はエステル加工等を処置することですが、ディーゼル燃料と同等の品質をもつ燃料を販売出来ることにもなります。ディーゼル燃料と混ぜて販売することも可能でしょうし、そしてディーゼル燃料として販売することも出来るでしょう。