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【ニューヨーク時事】

週末1日のニューヨーク株式相場は、雇用統計や製造業景況感などの米経済指標を受けて大幅に反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比149.21ドル高の1万4009.79ドルと、終値としては2007年10月12日以来、約5年4カ月ぶりに1万4000ドルの大台を回復して終了した。


ハイテク株中心のナスダック総合指数は同36.97ポイント高の3179.10で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億7680万株減の7億5521万株。

1月の米雇用統計は非農業部門の就業者数が前月比15万7000人増、失業率が7.9%と市場予想をやや下回ったものの、12年の数値改定により同年後半の雇用者数が大幅に上方修正され、雇用市場が想定以上に改善していたことが判明。


これを受け、米株相場は値上がりして始まった。さらに、米サプライ管理協会(ISM)による1月の製造業景況指数が53.1と市場予想を大きく上回ったことで上げ幅を拡大、心理的な節目である大台を突破した。


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その後は達成感から上値が重くなったものの、売りは限定的で、ダウ平均は1万4019.78ドルまで上昇する場面があった。市場関係者からは、「一連の経済指標は景気の緩やかな回復を示しつつも、米連邦準備制度理事会(FRB)に政策変更を迫るほど強くないという市場にとっては理想的な内容だった」(大手証券)との指摘が聞かれた。


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これでダウ平均は5週連続でプラスとなった。節目を超えたことで今後は悪い内容の指標などが出れば軟調な展開になる局面もあるとみられる。ただ、「目先の悪材料が乏しい」(同)との見方も多く、07年10月に付けたダウ平均の終値の史上最高値である1万4164.53ドルを試しにいく可能性もある。

個別銘柄では、バンク・オブ・アメリカが3.5%高、モルガン・スタンレーが3.1%高などと大手金融株が上伸。ベライゾン・コミュニケーションズが2.2%、AT&Tが2.1%高と通信株もしっかり。一方、メルクは決算内容が嫌気され3.3%下落。フェイスブックも4.0%安で、2週間ぶりに30ドルを割り込んで終了した。(了)