タイトル:選択的夫婦別姓を認めないのは違憲としない最高裁判決や、(LGBT)職場トイレ制限訴訟の最高裁判決のような、裁判官の価値観が出た判例及び、最高裁裁判官への「内閣」任命権

 

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LGBTの方の権利が進む判決は結構出ているようですね。

一方、夫婦別姓が認められないのは違憲と言う判決は出ないようです。なんで?という感じで、違憲でないとしている理由が気になります。私がちらっと見たところ、これが理由?というもので、ねじくれていて頭に記憶させることが難しいような理由だったので、ここでは書きませんが、米国の中絶禁止判決や法律のように宗教(カトリック)に基づくしっかりした理由のある考え方なら、仕方ない面があるが、日本のは、始めに結論ありき(夫婦別姓を認めないと初めに設定してしまう)で、認めない理由をかき集めているだけ、しっかりした理由はないと思われ、これがまた苦痛でした。つい先日、毎日新聞だったかな?記者さんが調べても、やはり首をかしげている様子でした。女性の人生を狭めるような判決に(立法・国会のほうがおおもとですが)、苦しめられていますが、更に、議論の遡上にのせるだけでも、意味薄弱な理由をつけられることにも苦しめられます。

LGBTトイレ訴訟でも、補足意見まで読むと、既にLGBTに女性用トイレを使わせるという前提をもっているし、女性が「嫌な顔をしたくらいで」とか言っている。トイレのような性的な場所で、女性が嫌な顔したらすぐさま引っ込んいただけなければ性虐待で、これは世界的に普遍的で、日本でも両者の考えがあるので、嫌でも我慢しろという裁判官の価値観が押し付けられたものと考えます。

こうした状況はいったい何だと、以前、弁護士さんに聞きました。こういうのは要するに、「そういう意味」なんだそうです。「認めません」ということであり、理由自体はあんまり関係なく「裁判官の価値観」を出しているのです。それを意味不明な理由をつけて言われるもんだから無駄に悩まされる。夫婦別姓を求める方は、裁判で負けた、ただそれだけのこと。だから、理由で悩まないで。そして、ここからが言いたいのですが、日本の場合は「表立って言えないで、陰で人の足を引っ張っている権力者やトップがいる場合がある」とみています。次の段落で。

 最高裁の裁判官は、「内閣が任命権」をもっており、その任期は長いようです。国民側は、国民審査権(衆議院選挙で投票する時に一緒に〇×をつけるやつ)がありますが、どういう判決を出す人かは不明だし、調査不能。ここからは推測です。現在の最高裁の裁判官は安倍政権時代に任命された人が多いのかな。安倍氏は夫婦別姓なんてうぎ~っていう感じだったそうなので、夫婦別姓違憲判決を出さない判決を出している人を最高裁裁判官に選んでいる可能性はあるかと思います、わかりませんが。実際は、最高裁の裁判長が人選しているといっても、内閣の意向があれば反映されていくのではないでしょうか。

最近も裁判所に夫婦別姓を認めてという訴えが出たとのこと。忘れられないように訴え続けるのはいい事と思います。又、それだけでなく、他の女性も、法治国家の世の中の仕組みをもっと知らなければ勝てないと思います。

 

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