お風呂上りの15秒でできるアゴラインをスッキリさせるセルフマッサージをご紹介します。
■首こりがアゴラインを乱す!?
リンパ液は老廃物や疲労物質を回収し運ぶ働きをしています。体に不要な老廃物はリンパ節でろ過されてキレイになり、また体を巡ります。リンパ液が流れるためには、筋肉の伸縮や外からの圧力が必要になりますが、肩こりや首こりで血行が滞っているとその力も弱くなります。すると、本来流れきれいにろ過されるはずの老廃物も滞り、むくみやたるみなどアゴラインの乱れを引き起こしてしまうのです。
リンパ節のなかでも鎖骨下リンパ節や耳下腺リンパ節はよく聞くのでご存知な方も多いかもしれません。実は、顔周りにはもっとたくさんのリンパ節があるのです。
例えばアゴラインには、顎下リンパ節、オトガイリンパ節というリンパ節があり、これはシャープなアゴには欠かせないリンパ節です。また、耳の周りには耳介腺リンパ節や浅頸リンパ節というリンパ節があります。顔やあごのリンパ液はこれらのリンパ節通って首を流れ、鎖骨下リンパ節へ流れます。
今詰まっているリンパ液を流すためにも、首のこりを取り除きリンパ節を流れやすい状態にすることがアゴラインケアには必須です。
■たった15秒!差が出るのは「お風呂上がり」だった
お風呂に入り血液循環が良い時にマッサージを行うと効果がUPします。化粧水や乳液をつけながらできるので簡単です! 少し触っただけでもリンパに痛みを感じる方は、大きな効果が期待できますよ。
(1)アゴラインを押す(6秒)
アゴの骨を裏から掴むイメージで行っていきます。ゆっくり痛さや硬さを感じながらマッサージしていきましょう。痛さや硬さを感じるならば無理に行わず、毎日少しずつほぐしていきましょう。続けていれば次第に痛みがなくなり柔らかくなくなる日がきます。
写真のように骨を裏を意識して行うのがポイントです。
(2)耳周りをくるくる(5秒)
耳を人差し指と中指で挟むようにし、もみ上げの後ろと耳の後ろ全体をくるくるとマッサージします。優しくさする程度でも効果はありますよ。速度を早めにすることで血行が促進され、耳全体が温かくなってくることを感じましょう。
(3)首のストレッチ(3秒ずつ)
鎖骨の下を両手で抑え、首を垂直方向に伸ばしていきましょう。このストレッチは、仕事の合間など手軽にできるので特におすすめです!
中心が終わったら、写真のように左右も行っていきます。
いかがでしたか? マッサージしているところを「気持ちいいな」と思えると手が勝手に動くようになっていきます。少しずつマッサージ時間をのばしていくことも可能です。アゴラインがスッキリするだけでなく、顔色も良くなり“くすみ改善”も期待できます。ぜひ、試してみてくださいね。