先日学校の合唱コンクールがありました
本格的に練習が出来たのは修学旅行が終わってからなので半月ちょっと。
素晴らしい仕上がりになっていました
合唱部の生徒さんがリーダーとなってパート毎の練習を指導。
歌い方は勿論のこと、曲の意味や強弱の付け方、細かいニュアンス等もリーダーが指導して姫の楽譜にも沢山書き込まれていました。
歌うことが大好きな姫。
今年も本当に張り切って練習していました。
そしてクラスの皆も。
「絶対金賞とる❗」と。
男子も本当に一生懸命で上手で感動しました。
私の中学時代は
「歌なんてうたってられるかよ」
という思春期真っ盛りな男子が多数で小さな声しか聞こえなかったので。
今は時代が違いますね。
男子も皆カラオケに行くし、歌うのが恥ずかしいと感じたりしないみたいです。
行事に本当に一生懸命だし。
イマドキの子は冷めているとかたまに聞きますが全然。
「なんで俺たちが一番上手かったのに金賞じゃないんだ!」
っていうくらい皆熱いです。
そして、イマドキの(学校での)合唱コンクールって私の時代から比べると非常にレベルが高い。
前在籍校ではプロの声楽家やオペラ歌手の方々が審査員でしたが、審査員の方々もそう言っていました。
最近の子供たちは小さい頃から色々なジャンルの音楽を聞いていたりカラオケに行ったりしているから音感センスも良くなるんですかね。
音楽の先生はあまり介入せずほとんどクラスの中だけで仕上げてこの出来上がりとなるのも素晴らしいと思います。
後日、リーダーとなって引っ張ってくれた生徒さんへクラス全員が一言メッセージを書いた色紙が渡されました。
姫が色紙デザイン係だったので見せてもらったのですが、そこには上っ面ではない感謝のメッセージが沢山書きこまれていて「いいなぁ」と思いました。
受験まっしぐらな時期ですが生徒たちの雰囲気は通常モードのようで姫は毎日なにかしら学校での面白ネタを私に話してきます。
この間、
「もうちょっと長くいまの学校生活を送りたかったな」と呟いていました。
そうだね…
昨年の今頃は辛かったもんね。
あんなに毎朝泣いたり心細そうに登校していたのになんで早く転校の決断をしなかったのか。
理由は多々ありましたが。
それよりさらに1年前(1年生の時)にいまの学校に相談に伺ったのですが、その当時の女性校長先生に
「いま(1年生2学期)はもうお友達グループも出来上がっているし転校してきてもうまくいくか難しいです。市内の他中学校はどうですか。」
「もう一度よく考えられたほうがいいですよ」等々言われて
受け入れて頂けないということか…と暗澹たる気持ちになりました。
その翌年から就任された現校長先生はそのようなことは一切言われず、先生方からもWelcomeで迎えて頂けました。
小学校の時も今と同じように楽しそうだった姫を見ていて卒業の時に「まだこのままがいいのにな…」と思いました。
進学先が女子校であることに違和感しかなくて。
「どこの学校に進学していてもそれが女子校だったらどこかで辞めていたと思う」
と姫は言っています。
私もそう思います。
女子校も沢山いい学校がありますし、同性だけの環境で過ごすことが良くないというわけではありません。
共学でも環境が良くない場合もあるかもしれません。
でも、少なくとも姫にとっては女子だけの環境というのが合っていないことはハッキリとわかりました。
男子とのコミュニケーションの取り方が小学校や学童でも兄弟みたいだったんですよね…うまく伝えられないのですが。
「中学生になったら男子だって変化していて小学校の時のようにはいかない」
「共学に転校したからといって以前とは違う」
等々、悩んでいた時期に色々アドバイスを頂きました。
ですが、戻ってみたら
男子って(根本的に)変わらないね
というのが私と姫の感想です。
いや、男子も成長はしているのですよ。
でも
相変わらずだなーって笑える部分がほとんど。
男子との関わり方も昔と変わらずです。
女子には気を遣うのに男子には兄弟みたいな接し方をします(色気ゼロ)。
それが姫にとっては必要なコミュニケーションというか、生活の面白さや息抜きに繋がるというか…
周りには必ず「男兄弟がいるでしょ?」と言われるそうです。
高校はとにかく
「共学で通学時間が短い学校」
という軸をぶらさず志望校を決めています。
中学受験の時は
「校風」「進学率」「偏差値」
等々、とにかく一貫校に進学すると何か良いものが待っているような幻想が私のなかにありました。
でも一番大事なことはそこではなかったし、
優先するべきは
姫が毎日少しでも姫らしくいられるかどうか
なのだと思っています。
今のところ2校のみの受験予定のため学校説明会も近いエリアの学校しか行っていません。
絶対ここがいい!という強い熱意がある学校ではないけれど、ここだったら今と近しい環境があるのではないかと考えて選びました。
進路面談も終わり、あとは期末テストに向けて本人が頑張るのみです。
中学受験の時に比べたら考えられないほど私は学習に関与していません。
塾の先生がきちんと学習のやり方を説明してくれているし、もう中学生なので関与せずとも本人が自分の進度についてわかっていることが多いはずなので。
私はとにかく親として
姫が無事3年間志望校へ通えるようにこの近くのエリアに持ち家を確保することが責務だと思っています。
残りの学校生活も楽しめますように