2学期 | 日々ツブ

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ポンコツ母とマイペースな娘(中学生)の日々の生活ブログです。
2022年2月中学受験終了。

2学期が始まり、娘は相変わらず遅刻しながら登校しています。

でも、今までより穏やかな気持ちで通学できています。


夏休み明けに登校できなくなり、学校のことを話すだけで激しく泣いていた昨年の今頃。

振り返ってみるとあれは娘の緊急事態だったのだと思います。


2歳で保育園に入った頃から登園時に行き渋りをしたり泣いたことは1度も無く、途中転園した保育園でも初日から私を振り返ることなく緊張した面持ちで必死に保育士さんの説明を聞いていた娘。

小学校に上がってからもずっと学童生活が続き、低学年のうちはいじめが横行していてかなり嫌な思いをすることあったのですが行きたくないと言ったことは一度も無く、長期休みもほとんど毎日学童で過ごしていました。

優しい性格の娘は私が仕事を休めないことをわかっていて我慢していた部分もあったと思います。


その娘が初めて拒否の態度を示した1年前。

1学期から様子はおかしくて思春期に入ったのかと思っていたのですが、そうではなかったことに気づきました。

学校をしばらく休み、登校を再開してからも「学校にいると不安になる」と何度も言っていました。

早く転校したほうが良いのか何度も悩み色々なところに相談にいきました。

本人とも何度も話をして、自分がどうしたいのかをよく考えて決めていいと伝えてきました。


結論はなかなか出ず、1年生が終了しました。

2年生に進級する春休みには転校しようかなという話にもなり学校に相談したのですが、先生に引き留めて頂きそのまま進級することになりました。

2年生が始まり大きな変化はありませんでしたが、少しずつ肩の力が抜けてきて学校に行きたくないと言う回数が減りました。

それでも積極的な気持ちでは無いので早朝起床する気力体力はなく遅刻の毎日。

こんな状態で通い続けて高校に内進後は大丈夫なのかと心配だったのですが、現在の遅刻状況で留年になることはほぼ無いという話を先生からご説明頂き、本人が「それだったら通い続ける」という結論になりました。


娘が始業から登校出来なくなった時に

「きちんと朝から通えないなんてあり得ない。通える学校にさっさと転校させなさいよ」と腹立たしげに母に言われました。

夫は「みんなちゃんと登校しているのに(娘は)普通じゃない」と言いました。

他の保護者の方に「親がしっかりしていないからそんなことになるのでは?」と批難めいた目でみられたこともあります。


私も最初の頃は起床しない娘を励ましたり宥めたり厳しく言ったり、なんとか始業から行かせようと必死になっていました。

通い続けたいのか転校したいのかハッキリ決めない娘が心配になりイライラしたこともありました。


でも、今はもう少し時間をかけて見守ろうという気持ちになってきています。

娘にとってより良い学生生活ではないかもしれないけれど、本人が通い続けると決めたならそれを尊重して、あとの欠けた部分はどうしていくか一緒に考えていけばよいと思っています。