川柳というものには、もともと余り関心を持っていませんでした。それがどうして川柳をやるようになったのか。昨年の暮れのことでした。NHKのテレビを見ていると、当時の海老沢会長を初め、評論家などが出演して、NHKの不祥事問題や料金不払い問題などについての討論番組をやっており、その中で海老沢会長が視聴者に対するお詫びの言葉を述べていました。見ていると、海老沢会長はお詫びをしている割には反省しているようには見えなかったのです。むしろ、何だか「不本意ながら詫びている」ようにも見えたのです。そこで浮かんできたのが、次の川柳です。
  反省をせぬ顔のまま反省し
 この句を北海道新聞の川柳欄に投稿したところ、元旦の新聞紙上に載ってしまったのです。これがきっかけで、以後川柳を作るようになり、道新にも4度ほど採用になりました。まだ初心者ですから、腕の方は未熟ですが、川柳のつたない分はコラムで補なって行こうと、このブログを始めた次第です。果たしてどういうことになるか、暖かい目で見守っていただければ幸いです。