ももクロのミュージカルを見てきました Part3 | ぎんちゃんの手紙

ぎんちゃんの手紙

ぎんちゃん
 ウェルッシュ・コーギー・ペンブローク・男の子 トライカラー(白・黒・淡茶) 永遠の14歳
 新”ぎんちゃん  ラグドール・男の子2008年8月生まれ
いまは ぎんまる(ヒトのオス)が好きに書いてます

前回のHEAVENのコンサート演出の提案で、書き忘れた事があったので補足します。

カナコがリヤーカーに乗って歌いながらステージを回っている場面では、残りのシオリ、アヤカ、レニを含めた6人は普通にパフォーマンス(踊って)していれば良いと思います。カナコのソロ曲があるとかソロパートがあるという演出ではありません。

もう一つ、全員で客席に下りてパフォーマンスする提案は出来るだろうと思ったからしました。私が見た回でもシルヴィア・グラブさんと妃海風さんがマネジャー役として、通路に登場してから中央のステージに上がって行きました。9人から4人を通路に下ろすのはセキュリティ的にも難しいと考えたかもしれません。私が観た当日のお客様はほぼ全員は紳士淑女でした。騒ぐとかメンバーの触ろうとする人は居なかったので大丈夫だったと思います。

普段のももクロのライブでも、観客に近い場所に下りてパフォーマンスする4人(去年まで5人)に、過度に接触しようとするファンはいません。想像よりはモノノフは節度ある人たちだと思います。

 

もう一つ、本広監督に不満を思い出しました。もしかしたらキングレコードかな?

今度5ヶ月連続で配信される楽曲、これまでに『Re:Story』『あんた飛ばしすぎ!!』『天国のでたらめ』が配信されてます。あと残り2曲も含む5曲全部をミュージカルの中で聞かせてもらえるだろうと期待して楽しみにしていました。

それが期待に反して、第二部のクライマックス直前に「今まで聞いたことがない楽曲だな…」「ミュージカル書き下ろしの歌かな?」という楽曲を4人が歌いました。「これが噂にあった、新曲『天国のでたらめ』かな」というふうに感じながら聞きました。『天国のでたらめ』だと確信したときには終わっていました。もっとちゃんと聞きたかったです。もう一度くらい『天国のでたらめ』を聞かせてもらえたら良かったです。『ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?』は何度も聞きました。『天国のでたらめ』が一回だけだったのが残念です。

 

褒める箇所を書く約束をしましたので書きます。

ヘンな書き始めですけどwww

 

かなこちゃん、しおりん、あーちゃん、れにちゃんは前回の『幕が上がる』の映画や舞台、また各々が芝居の舞台を経験してきたので、わざとらしい演技もなく良かったです。また逆に、普通を意識しすぎて手足が伸びず縮こまったりせず、のびのびしていたのでステージを安心して観られました。

歌に関しては、ももクロの歌を上手く使ったので、ミュージカル特有の「歌うようにセリフを言う」または「セリフを歌いながら」という箇所がほぼありませんでした。10年かけて上手くなった歌声を改めて評価するかしないかでしょう。

口さがないアイドルファンば、もっと歌の上手な子はたくさんいると言うでしょう。慎ましく評価すれば、4人とも10年前よりかなり歌がうまくなったと止めるのが、謙虚でいいんじゃないでしょうか。

シルヴィア・グラブさんと妃海風さんを褒めたらキリがないです。もっとお二人が歌って踊るシーンを増やしても良かったかもしれません。

が、そうなるとお二人以外にも歌って踊って見せるパフォーマンスシーンがあれば、もっとミュージカルの出来が良かったかもしれません。

となると、ももクロが主役のミュージカルの雰囲気が薄まり、ももクロの負担を軽くすれば軽くするほど、ももクロの4人いらないんじゃないか成りかねないです。悩む話じゃないんだけど、悩ましい。

 

全体のシーンも褒めます。

第一部の『サラバ、愛しき悲しみたちよ』は素晴らしかったです。

いやー、宝塚歌劇の現代物の楽曲に通じました。思わず宝塚歌劇の公演の一部を観ている錯覚を見ました。特別ゲストとして、階段から男役トップの方が颯爽と下りてくるじゃないかと期待してしまいました。

『オーディション』も面白かったです。アメリカのミュージカル『コーラスライン』をイメージしているんじゃないでしょうか。オーディション参加者がダンスを徐々に合わせてゆき、最後には転生してきたダンス部の4人を含むオーディション参加者(男性も女性も)全員で一つのダンスを完成させて終わる。かなり感動しました。普段、ももクロのダンスは奇抜なだけで、そんなに難しくない大変じゃないと思われています。なのでももクロ4人のダンススキルも実は大したことがないと思われています。(特にオオカミ山方面から)

ミュージカルの舞台を複数踏んでいる出演者の方々と、ほぼ同じレベルで魅せた4人は格好良かったです。

 

第二部の『HAPPY Re:BIRTHDAY』も感動しました。

この楽曲ではシルヴィア・グラブさん、妃波風さんも一緒になってパフォーマンスします。

『HAPPY Re:BIRTHDAY』では観客も誘い巻き込んで、会場全体で歌うところは良かったです。ミュージカルを分かってるなーと思いました。

(今までもかなり、私、何様のつもり!? で書いてますが。「分かってるなーと思った」て、本当、何様つもりでしょw 天狗野郎ですねw)

本当に、あそこは会場全員で歌って楽しかったです。感動しました。

 

以上が天邪鬼な私の、ももクロのミュージカルを観た感想です。

 

本広監督はこの後も、ももクロで映画か舞台をやりたいと考えているらしい、

と情報が、なんとなくあるので(笑)

思いっきり期待して待ちたいと思います (^_^)