現在3歳8ヶ月の息子。
実は先日、療育センターで診てもらいました。
相談の経緯は以下です。
今回とっても長いです
自分の備忘録兼ねておりすみません。。
↓
産まれた時から眠りの問題(なかなか寝ない)に悩まされておりました。
生後1ヶ月間は、なかなか寝ない上に起きている時間は常に泣いていた。。。
また、1歳を過ぎたあたりからこだわりの強さが顕著になってきて、トラブル防止の為に保育園では青い車が撤去されたこともありました。
⭐︎他の子が使ってるのが許せないだとか、
青い車は全部自分のもの、とばかりに(自分が持ってても)お友達から奪ったり押したり叩いたり、それをどんなに言い聞かせてもそらしても宥めてもどうにもならなかった為。
ちなみに今現在はだいぶ息子の様子も緩和されていて、おもちゃも戻ってきています。
↓この件の記事はこちら
ほかには電車は新車両にしか乗ってくれない(旧車両に乗るものなら乗ってる間中ギャン泣き)、やりたいことがあったらできるまでギャン泣き。
(共感する、そらす、などが効かないと保育士さんたちから聞く通り)
↓この件の記事はこちら。
そして、欲しいものがあったときに買わずに帰ったら帰り道40分間ずっとギャン泣きのうえ、その後の昼寝のあと起きてからも買って買ってといつまでも喚かれた日もありました。。。
片道40分かけて買いに行きました。。。
これ良くなかったかな。
といった数々のエピソードが、正常の範囲なのかそうではないのか?
ということなのですが。
親としては、やはり視点が甘くなりがちで。。。
息子は自分が話せない頃から理解能力は高い、という気持ちがありましたし(ここでいう理解力とはこちらが話した内容をわかっているかどうか)、私が大学で心理学を専攻していたこともあり自閉症やADHDが何たるかについてもある程度は理解していているという自負がある中で、息子の様子を見ていて、それらに当てはまるものではなさそうかなと感じていました。
が、保育園の先生と面談などで話をしていると、保育士さんたちとしては、正常の範囲外もあり得る(くらいやはりこだわりが強い、他のものにそらすことができない)と考えていたようで。
そうか、正常範囲ではない可能性もある?
自分が高齢出産だったことは何かしら影響しているやもしれぬ。。。
と念のため予約しておいた療育相談でした。
ちなみに療育相談はどこも混んでいるかもしれませんが、私の住む地域もそこに違わず半年待ちです。
去年の9月に予約していたのですが、番がまわってきたのは1月後半。
先週の金曜日でした。
実際のところ、9月時点では土日に出掛けた時もかなり息子への癇癪に苦戦していたのですがその後はかなり改善されたと思っていたので。。。。
↓こういうこともあったりして。
行く必要ないかな?順番待ちをキャンセルしようかな?と思っていたのですが、
保育園からその後どうですか?行くことがあったら結果を教えてください!と前のめりに聞かれたりしたので、念の為行くことにしたという経緯です。
結論からいうと。。。
息子は障がいや特性をもっているわけではないという診断をされました。
こだわりの強さについては、個性の範囲、成長とともに何とかなってゆくでしょうとのこと。
概ね私が感じていた通りの回答ではありました。
正直、正常の範囲と言われても保育園で手を焼かせてしまっているのは変わらないと思うので
それはそれで対処しなければなのですが、成長に伴い良くなるというお言葉を頂けたことはとても安心しました。
以下、療育施設に行ってからの流れ、診断のために先生がおこなったこと、記載しておきます。
◯まずは受付したのち、おもちゃのあるお部屋へ通され。
おもちゃで遊ぶ息子を横目に見ながら、私と職員の方で1時間くらいお話。
内容は私の妊娠時〜出産〜息子誕生〜今までの様子。
産まれてから今まで、息子のどういうところが問題と感じていたかなど。
(これを聞いてくれるのは心理士さんだと思い込んでいたけど、そうではなく特に資格のない職員のかたかな?と感じました。違ったら申し訳ないのですが💦
私が1時間たっぷり話した内容を、先生に伝えるためにまとめる作業をしてくださったという感じですがそれらに対するコメントはほぼなくて、子供への接し方は正直全然慣れていない感じでした💦💦)
◯その方が先生に伝える時間、約30分ほど?
そのお部屋で待ちました。
途中息子がおもちゃに飽きて外に行きたがらないか心配でしたが、ブロックにハマったようで何とかなりました。
◯いざ先生のいるお部屋へ!
ここには息子の好きなプラレール系のおもちゃもたくさんある!
まずは先生が息子へ下記声かけ。
「ここには沢山おもちゃがあってどれで遊んでもいいよ。でもまず先に、ここに座って質問に答えてくれる?それが終わったら遊んでいいよ」
素直に従う息子。ちょこんと椅子に座りました。
◯先生から息子へいくつか質問。
⚫︎あなたのお名前は?
⚫︎何歳?
⚫︎お母さんのお名前は?
⚫︎お父さんのお名前は?
⚫︎1から10まで数えてくれる?
⚫︎今からいう文章を真似してくれる?
「花が咲いています」
「飛行機が空を飛びます」
などなど。。
すべてパーフェクトの回答だったので、先生も驚いた(特に父親の名前を言えたこと、数字を数えるときに全て指で示しながら話していたことに。)ようす。
そこでちょっとチャレンジ質問。
⚫︎本は何をするもの?
戸惑う息子に、わからなかったらわからないでいいよ、というと「わからない」と。
「そうか、じゃあいいや」と言いながら
⚫︎椅子は何をするもの?
と質問。はにかみながら「わからない」という息子。「じゃあいいや」と次の質問に。
⚫︎この色は?(と、絵を指し示す)
⚫︎これは何?(と絵を指し示す)
⚫︎頭(体の部位色々)はどこ?手を置いて。
ほか、動物の鳴き声なんかも聞いたかも?
いずれにせよ、動詞を答えるという概念がわからなかった2問以外は全て正解。
◯「質問は終わったから遊んでいいよ。
でも、終わる時に声をかけるから、声をかけたら終わりにしようね」
と先生が言い頷く息子。
頷いてすぐプラレールにかけ寄り、楽しそうに遊んでいました。
その間私は先生とお話しました。
〇最初に伝えた話はしっかり細部まで伝わっているようでした。
ちなみに最初に伝えた話は下記。
・生まれた頃からなかなか眠らない問題に悩まされ続けていること。
それに絡んでいまだに授乳が終わっていないこと。
・特に1歳すぎてから意思表示がとても強く、自分のやりたいことができないときのギャン泣きがものすごかったこと。
・そういう息子の要求に対し親としてもできるだけ想いを叶える方向で対応してしまったこと。親として諭す、叱ることはあっても怒ることはほぼなかったこと。
・食べ物の好き嫌いが日によってとても激しいこと。
・非常に強いこだわりを感じたあれこれの出来事。特に園生活においては、どうやら今でも結構多めに手がかかっているようであること。
・親として、どう接してどう導いていくのが良いかアドバイスがほしいということ。
〇上記最初に伝えた話以外に追加でいくつか質問があり、それはほぼ体を動かす動作についてでした。
(でんぐり返しをするか、はさみを使ってまっすぐに切れるか、着脱を一人でするか、ボタンしめられるか等)
はさみだけは、子供向けをちゃんと使わせたことがなかったのでまっすぐ切れるかはわからないと答え、それ以外はできるという回答。
〇総合診断として、最初に記載した通り
「こだわりの強さは頭が良いことも関係しているね。かんしゃくの強さは個性の範囲。
療育は必要ないから今日で終わりと思っているけど、それでよいかな?」
ということでした。
〇別途いろいろ話をしてくださいました。
「アドバイスが欲しいということだけど・・・申し訳ないけど療育施設は「医療」であって、そこに問題がない場合、いわゆる子育て相談は保健師さんなどにする話だね。」
という前置きがありながら、
「人間は誰でも凹凸があって、そういう目からすれば誰もがなにかしらの発達問題を抱えているの。
凸凹がなかったらロボットと同じ。
それじゃつまらないでしょう。
4月から3歳児クラスで先生の目が行き届かなくなるからトラブルが心配だということだけど、そういうトラブルを経て子どもは成長するんだよ。
最初からみんな完璧なわけないじゃない。
大人だってそうでしょう。
親として怒っていないことが大丈夫かという話だけど・・・
昭和の時代は違ったかもしれないけど、今の時代、怒らないという育て方は間違いではないと思う。
誰にでも通用するような子育ての正解があるわけではないのが前提だけど・・・・、
ダメっ!!と怒って止める必要があるのは2点だけだと私は思う。
人を傷つける時と命の危険性があるときね。
悠長に諭している場合ではないから「それはダメ!」と叱る、時には怒って止めることは必要。
電車へのこだわりも、わかるよ、新車両は近代的でかっこいいものね。
例えば1回は待てるけどその次待ってもダメだったら間に合わないから乗るよ、と事前に諭しておくのもいいよね。
事前に約束事を決めるの。時計の針がここにきたらこうするよ、とかね。頭がいいからわかってくれるよ。
最初はいやだ、と言うかもしれないけど、心の中ではわかってる。
だから今すぐはダメでも聞けるときがくるよ。
でも、すごくいい子に育っているじゃない。
今日だってこれだけちゃんと質問に答えてくれたんだもの、頑張っているよその子は。
今日帰ったらうんとほめてあげてね。」
などなど、とても優しい言葉をかけてくださいました
〇全ての話が終わったとき、先生が息子に
「お話が終わったからお片付けの時間だよ。ちゃんと片付けできるかな?」と声掛け。
大好きなプラレール、もし保育園だったら(気の許せる人に対してだったら)まだ~!やだ~!と駄々をこねそうなシチュエーションでしたが
息子はびっくりするくらい素直に、「うん」と言って片づけ始めました。
先生の息子への温かい気持ちが伝わったかのように。
・・・と、非常に長くなりましたが、
このような形で療育相談は終わりました。
診断内容も、これからまだまだ成長していくというお言葉も、対応策も全て腑に落ちて(既に対応してダメだったものもあるけど、少しずつは成長していると感じているし)
もやもやしていたものが晴れた気分でこの日を終えました。
が、月曜に保育園でこの顛末について話したときの反応が・・・・
続きます。
今回はものすごく長文になってしまい。。
もし読んでくださった方がいらしたら、
心より感謝致します😂