採血 できるかもしれないと思った話 その2
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からだをゆるめて、こころもととのえる。
日常の不調をやさしくととのえる、リラックスリンパケアをしています。
寺島桂子です。
ぶわっと、思い出された、息子の歯医者のこと。
6才の息子は、待合室で何度も「トイレ」と言いました。
おしっこが、したいわけではない。
「トイレ」と言えば、連れて行ってもらえる。
そこから離れられる。
ただ、怖くて、その場から逃れたい一心。
診察を待つ間、何度も、何度も、何度も、何度も、トイレを、行ったり来たり。
安心安全を求めていたのに、その頃の私は、励ますつもりで「大丈夫」「怖くないよ」「すぐ終わるよ」とか、なだめるように、言ってたんだろうと思う。
怖いもんは、怖いのに。
気休めにも、なってなかったな。
24歳からの歯医者さんは、親知らずを抜くのが目的。
その先には、私がいなくなっても大丈夫なように、がある。
嫌な思い出に、上書き出来るように。
そのために、まずは慣れることから。
診察台は怖いから、その隣に用意してもらった、パイプ椅子に座ることから。
先生は急かさず、無理をせず、長男との関係性を、少しずつ築いてくださいました。
雰囲気に慣れ、人に慣れ、口の中を診てもらうことに慣れる。
そんな時間を重ね、月に一度の通院が5年ほどたったある日、本人が「抜く」と決心しました。
入院して、全身麻酔での抜歯手術。
手術室に向かうのに、自分から歩いて、振り返りもせずに中に入っていったのには、驚きでした。
歯医者さんには、関係性をつくってくださる時間がありましたが、健康診断での採血は、一期一会。
その場で、信頼関係を築くことは、簡単ではありません。
だからこそ大切なのは、不安にならないことではなく(だって怖いもんは怖い!)、不安になっても、安心に戻れること。
ホッとすること。
安心すること。
気持ちいいと感じること。
長男は、秒のケアの繰り返しが、振り返った時に「積み重ね」になっていて、いざというときの備えになっていたんだと、今になってわかりました。
今日の「気持ちいい」が、未来の「安心安全」につながる。
そして、その「安心安全」が、未来の「できた!」につながることがある。
ぐるーみんは、未来への種まき。
どんな芽が出るのかは、わからない。
いつ花が咲くのかも、わからない。
それでも、その人を大切にしながら、未来に種をまく。
そんなやさしい関わりや、空気感も、ひっくるめてぐるーみん。
私は、そう思うのです。
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