長男が5年生の春、新型コロナによる緊急事態宣言で、全ての活動が停止しました。

コロナに対する思いは、しっかりと整理して別の機会にお話したいと思います。



7月に活動を再開した、長男のチーム。

その年のスケジュールは、7月からカップ戦やトレマッチ。

9月に全日地区リーグ戦開始。

リーグ戦といってもカップ戦の様な日程。数試合。

11月に県大会。
というものでした。




長男のチームは、この年3-2-2で望み、7月と10月の県内でも大きなカップ戦で優勝しました。


今回は、そのカップ戦で、2回連続決勝戦で当たった県内有数の強豪チームKとの試合を振り返り、3-2-2を分析してみたいと思います。





その強豪チームKのフォーメーションは2-4-1。

両ワイドが、目一杯開く事で、サイド攻撃の意図がはっきりするチームです。


対して長男のチームは3-2-2。

3人のディフェンスがしっかり守り、足の速いエースの○太郎を中心に早く攻める。

典型的なリアクションとカウンターのチームです。



チーム力は五分五分。



7月のカップ戦は内容は五分五分、結果は3対0で勝ちました。



2-4-1と3-2-2の対戦。

フォーメーションは違うけど、実はギャップが生まれません。

チームKのワントップをセンターバックがマーク。

チームKの両ワイドをサイドバックがマーク。

中盤センターは両チームとも2人。

相手は2バック。こちらは2トップ。

マッチアップがはっきりします。

そして強豪チームKは全体的にポジションが高く。

長男のチームは全体的に低い。


チーム力は五分五分の為、カウンターがハマった試合です。




3-2-2の特徴。

・リアクション向きである。

・カウンターに有効。

・3バックの為ギャップを作られ難い。

・2-4-1との相性は悪くない。

・3-3-1とはサイドが不利だけどセンターは有利。

ガチンコになりそう。

・2-3-2とはサイドが不利だけどセンターは有利。

・どのフォーメーションとも互角以上に戦える。

・どのフォーメーションよりも中央が厚い。

・カウンター、一辺倒では育成に向いていない。

・育成を考慮すると、起点を作ってサイド攻撃を可能とする、サイドバックのオーバーラップが必須。

・FWや中盤に能力のある子がいる場合、かなり強いフォーメーションである。サイドバックが絡むとさらに強い。



以上です。



強豪チームKとは10月のカップ戦でもう一度戦いました。その時は以前紹介した、かなり力のあるMFのK君が移籍加入していました。

長男との2ボランチ。

結果は5対0でした。


2-4-1はサイドに2人割いている為、五分五分以上のチームと対戦すると、中央が弱くなります。




この年の長男のチームは完成度の高いチームでした。

移籍加入した力のあるメンバーでしっかり守ってカウンター。

県上位に行く力は十分あったと思います。

しかし今、振り返ると育成度外視だったなと。



県大会でも、厳しい組合せの中で快進撃を続けた長男のチーム。

ベスト8でチームBと当たります。


2-2-3を採用する、この年の全日広島、中国大会優勝チーム。


2-2-3については次回お話させて頂きます。



おしまい🤗

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