丁度今、先週末の息子の試合動画を見たので、今回は息子の近況をお伝えします。
現在、関東のジュニアユースチームで寮生活を送る息子(中学2年生)。
春休みの大阪遠征では、出場時間が減っていた息子ですが、その後の公式戦やトレマッチではしっかり存在感を示しており成長を感じております。得点もコンスタントに重ねています。
先々週はU15の試合に出させてもらいました。
先週末のトレマッチの相手は三菱系の名門チーム。
試合を見た印象は、お互いにプレー強度が少し弱いなと。
原因は3つ
・トレーニングマッチだから。
・3本あるから。
・お互いに繋ぎや組み立てを重視しているから。
今回は息子の小学生時代の経験から、
〝速筋〟と〝遅筋〟、の話をしたいと思います。
多くの方がご存知と思いますが、
筋肉には速筋と遅筋があり、選手によってその割合は違います。
短距離が得意なのが速筋。
マラソンが得意なのが遅筋。
どんなにトレーニングをしても速筋の割合が多い人が、マラソンの世界一にはなれません。
逆に遅筋の割合が多い人が、100mで日本記録を出す事は不可能です。
トレーニングで鍛える事は出来るけど、〝限度があり、得手不得手がある〟という話です。
Googleで検索すればいくらでも出てきますので、詳しくは割愛します。
サッカーではどちらが多く必要でしょうか?
専門家ではないので具体的な数値は分かりませんが、プレースタイル、ポジション、身長によると思います。
今回、サッカー少年の保護者さんにお伝えしたい事は
【我が子の筋肉の特徴を把握しておこう】という事です。
指導者が子供の持ち味を把握して、子供をその子にとって最高のポジションに導いてくれれば良いですが、
色んな理由で、いつもそうなるとは限らないからです。
大まかには、
・フォワードは速筋か身長のどちらかが必須です。
・中盤は長い距離を走らないと話にならないので遅筋が必要。
・サイドアタッカーは速筋が必須。
・サイドバックは基本、一対一が多くなるので速筋が必要ですが、遅筋型の選手も多いです。
・センターバックは高さと速筋があれば無敵です。
・キーパーもセンターバックと同じです。
但し身長と速筋(スピード)が両立するのは簡単ではありません。特別な才能です。
極限のレベルで両立しているのは野球の大谷翔平選手やアーセナルの冨安健洋選手です。
(身長は、現在の身長と最終身長をしっかり区別して下さい。今の身長が高いけど最終身長が低いなら、意味がありません。)
子供が知る必要のない知識かもしれませんが、子供が上のレベルを目指すなら、親は知っておくべきだと思います。
ジュニアユースセレクションなどの希望ポジションも親子が決める事が多いので。
筋肉の特徴だけで全てが決まる訳ではありませんが、レベルが上がれば上がるほど、どれだけ努力しても、向き不向き、得手不得手が出てくるからです。
我が子の筋肉はどちらが発達しているのか?
我が子は最終的にどのポジションが向いているのか?
サッカー少年の保護者の皆さんは、我が子の為に、考察してみてはどうでしょう😊
ちなみに我が家では、長男は速筋が発達しており、次男は遅筋が発達しております。
次回は速筋とプレー強度についてのお話をします。
おしまい🤗